ダイコク@三重県ブロガーです。
あなたは何がもらえたら「うれしい」と感じ「やったー」と思いますか?
人は結果が同じでも密度によって嬉しさが変わる。そんなお話。
大きなつづらと小さなつづら
童話で大きなつづらと小さなつづらという話があります。
コレは大きいつづらにはお化けが、小さいつづらには宝物が入っていて欲張ってはいけませんよ?というお話。
ちょっとこれを改変してみます。
- 大きいつづらは四方の直径が1mの巨大な箱
- 小さい箱は四方の直径が10cmの小さな箱。
この箱の中には両方ともに同額の500円玉が入っています。
金額的には小さい箱にぎっしりと入るくらいの金額。
さて、これで大きい箱を選んだ人と小さい箱を選んだ人の反応は
- 大きい箱の人:やった!でも、少ないな・・・
- 小さい箱の人:やった!ぎっしりはいってるやん!
こういう反応になると思うんですよね。
宝くじの話
Aさんは宝くじを100万円分購入して101万円当たりでした。
Bさんは1万円分購入して2万円の当たりでした。
どちらが得してますか?どちらも買う前と買った後では1万円増えています。
でも、当選率でいうとAさんは101%、Bさんは200%になり、Bさんの方が率が良いことになります。
AさんもBさんも増えた1万円という結果は同じ。
でも、この2人を比べるとBさんの方が圧倒的に得したように見えませんか?
感情は情報の密度によって変わる
上記の例のように、同じ結果をもたらすとしても「その密度」によって人が思う感情は変わってきます。
でも、本質を捉えると「同じこと」なんです。
感情で動くと「得した」「損した」となんでも勝ち負けで判断してしまう。
まとめ
結果は同じでもそこに至る過程・環境で人間は得した・損したと判断をつけたがる。
もっと本質を理解できると得・損で動かずに得た結果をありがたく思えるのかも知れませんね。
感情ではなく、結果を重視した物事の判断をしてみよう。