ダイコク@三重県ブロガーです。
考え方なんて人それぞれ。
それ、ズルい!って思うことありませんか?なぜズルいんでしょう?
自分ルールに縛られすぎてやいませんか?を教えてくれる本
ブックレビュー
この本は「ズルい考え方」という本ではなく、実質は「ラテラルシンキング」について書かれた本です。
ラテラルシンキングは、発生した問題の解決策を抽象的に考える方法。
考え方で対極にいるのがロジカルシンキング。
物事の解決策を1つ1つステップに落として行って解決の道筋を決めるもの。
ラテラルシンキング・ロジカルシンキング両方とも大切な考え方。
ただ、今の日本の教育では「ロジカルシンキング」であることが多い。
テストで言えば、証明問題って感じですね。
ラテラルシンキングは簡単に言うとゴールまでたどり着くためにどうすれば「楽」ができるのか?を考えていく手法。
偶然を大切に
偶然・たまたま起こることはコチラとしては構えていない時に起こること。
こういう偶然から発見できることって非常に多い。なぜなら「気にしていない」から。
そういう中に宝物がある。
例えばニュートンが万有引力を発見したのはりんごが地面に落ちたのを「偶然」見てたからという話が有名。
普通、思いますか?りんごにも重力がある!って。
絶対にニュートン以外にもそういう場面見てるはず。だけど誰も何も思わなかった。
こういう偶然を見逃さずに見る力を付けるとラテラルシンキングのキッカケを作ることができる。
ダメな部分に隠れている宝物を探そう
人は欠点を隠したくなりますよね。
だけど、その欠点は自分一人の欠点ではない、他にもそれについて劣等感を持っている人はいます。
そういう人に向けて情報を発信・伝達すれば共感を得やすい。
今、人気の「ビリギャル」も成績が底辺近い状態から偏差値を40上げて慶応大学に受かった実話。
これも、「成績悪い私でもできるかもしれない」という共感を得ることが出来る。
1つ1つ積み重ねていくよりも、いきなりゴールにたどり着いた人の話を聞くことによりゴールが明確になる。
まとめ
ラテラルシンキングは発想力を養うトレーニングが大切。
世の中、完璧に論理的な説明ができないことは多い。
そういう場合は、ゴールを決めてからそのゴールに向かうための道筋を決める。
その時に、ラテラルシンキングで出来るだけ「楽」にゴールにたどり着くための方法を考えるのです。
ラテラルシンキングを大切にして短時間でたくさんの結果を手にいれる発想を身につけよう。
サクサク読めて読んでいて「あ!なるほど!」と思える本です。
ダイコクのように発想力の貧困さを実感するあなたにオススメの一冊です。
ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門 | ||||
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