ダイコク@三重県ブロガーです。
PDCAって知ってますか?仕事をしていれば必ずと言って良いほど聞く言葉。
コレ、使いこなせていますか?というか、PDCAの効果って感じてる?上手く回せてる?
劇的な速度でPDCAを回すことによって人よりも2倍も3倍も・・・いやいや、10倍早く成長する方法がココにある。
ブックレビュー
PDCAってよく言われているコトですが、いまいち上手く回せないコトって多くないですか?
ダイコクはPDCAを設定しても途中で頓挫することがザラです。
これは「設定した課題が大きすぎる上に完璧を求めようとする」コトが原因なんです。
原因が分かっていれば対応出来る!って気づいたのが「鬼速PDCA」を読んだから。
途中で頓挫する原因は、「どうして良いか途中で分からなくなってしまうから」なんですね。
鬼速PDCAでは
鬼速PDCAを可能にするポイントについては本文で随時解説するが、なかでも重要なことが検証頻度である。
とある。
検証って意外に簡単に終わらせようとしませんか?
検証っていわば「答え合わせ」じゃないですか?間違ってたらイヤじゃ無いですか?
だけど、PDCAは正解にたどり着くための「仮説」から始まる。
「振り返り」といっても何が要因なのか不明瞭な場合もあるし、当然、要因分析を間違えることもある。 しかし、継続的にPDCAを回していくのであれば仮説を間違うことは恐れるべきことではない。
PDCAはあくまでも仮説で動くので、こうした事態は決して珍しくない。間違っていることにいち早く気づくことがなによりも肝要である。
むしろ、PDCAをするならいっぱい間違っても良いから「間違っている事に気づいて早めに方向修正する」事が求められるんですよね。
著者はPDCAが続かない理由として以下のように考えている
なぜビジネスパーソンにPDCAが浸透しないのか? なぜ世のなかのPDCA本は不完全なのか? それらの原因として、私は世間のPDCAに対する6つの誤解があると思っている。
- 簡単だと思っている
- 管理職向けのフレームワークだと思っている
- 失敗するのは検証(C)が甘いからだと思っている
- 課題解決のためのフレームワークだと思っている
- 改善さえすれば終わっていいと思っている
- 大きな課題のときだけ回せばいいと思っている
しかし、PDCAを続けられる様になれば凄い効果がある。
PDCAを早い段階で身につけるとPDCA力自体の向上によってレバレッジがかかる。いままで難儀していたことでもすぐにマスターし、次のレベルに上がっていける。すると仕事でも私生活でも、自信が湧いてくる。
こんな事を言われたら、やるしか無いじゃ無いですか!
でも、実際にやってみると、上手くいかないことが多い。なぜ、上手くいかないか?
それには原因はいくつかあるが、PDCAでいう「Do(実行)」にある事が多い。
PDCAの典型的な罠なので何度も書くが、「何かをしよう」と決めたことは大抵の場合、DOのレベルで止まっており、具体的なタスクとして落とし込まれていない。具体的なタスクとは、「これならいますぐに手をつけられる」というレベルまで落とし込まれたタスクだ。
次に出来る事が明確で無いと人は中々動けない。
これがPDCAサイクルが止まってしまう大きな要因となっていることに気づくことが大切なのだと著者の冨田さんは言います。
また、PDCAを継続させるためには意識改革も必要であるとのこと。
減点主義の会社では、課題を抱えている社員は「ダメ社員」の烙印が押されるが、当社ではむしろ課題がまったく出てこない社員が白い目で見られる。なぜなら、業務を進めていれば必ず何かしらの課題に直面するはずであり、課題がないということは「鬼速で動かしていない」ことの証拠とみなされるからだ。だからこそ「課題ウェルカム」という雰囲気があるのは当たり前だと考えている。
会社風土による所も大きいと思うが、「自分でなんとかしてナンボ」という風潮があると課題を抱えること自体がマイナスポイントとなる。
課題は自分でなんとかしろ!という態度で臨む会社は特にそう感じる。
即戦力を欲しがり、放任主義。職人気質の会社など、良い悪いは別にしてそういう所がありますよね。
チームで成長するためにはPDCAは欠かせない。
まとめ
ただ、PDCAを回すのでは無く、鬼速でPDCAを回すことによって課題を何時までも抱えっぱなしにしない。
鬼速で回すと自然と課題が細かくなる。
そうすれば次にする事が明確になりやすく、PDCAを上手く回せる良いキッカケにもなります。
自分の生活スタイルを変える!と決意するのであれば、この鬼速PDCAを活用することは大きな成果を産める!
鬼速PDCA | ||||
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