【ブックレビュー】決めた未来しか実現しない

ダイコクナオキ

8年 ago

自分が思い描く未来しか実現しないので貼れば、とびっきりステキな未来を思い描いておくといいよね。

ミズタニが最初に就職した会社を退社した際に勇気付けてもらっていた著者の最新刊。語るだけでなく実績もズバ抜けている作家さんです。Mac好きというのも親近感。今回も色々と勇気付けられる内容盛りだくさんでしたので紹介したいと思います。

ブックレビュー

人生はシンクロニシティで出来ている

その場その場ではツイていること、ツイていないことがたくさん発生して毎日を過ごしていますが、大きな流れで見ると「今があるために過去にあんな事が起こったんだなぁ」と振り返る事ができます。悪い出来事も今の自分を構築するために学ぶ１つの事象でしかない。今、この瞬間に振り回されるのではなく、大きな視点で「これは未来に向けた１つの通過点なんだ」と思えると、悪い事でもワクワクしながら受け入れる事ができますね。

すでに存在する「未来の種」からどれを選ぶか

ただ、著者は「良い未来」から「悪い未来」まで無数にあるよと言っています。未来は決められているようで決められていない。せっかくであれば「最高の未来」を掴み取っておきたいですね。

宿命とはいわば、人生の「わだち」のようなもの

宿命とは、「生まれた時から決められている運命」なので変える事ができない事という認識です。でも、「決められている事」を見る事は誰にもできませんよね？でもズルズルと引きずり込まれていく。ここまで読んでそうだよねーって思った方はチャンスです！「ズルズルと引きづり込まれていく」と思ったのはなぜでしょう？それは貴方が「そうなるんじゃないか」と思ってしまっているからですよね？そうでなければ引きづり込まれていくとは感じないハズ。

それならばいっその事、「ズルズル引きずり込まれていく」と思ってしまう「引きずり込まれる方向」を変えてしまえば良いじゃないですか？著者も本書の中で「わだちはレールと違い、方向を変える事ができる」と説明しています。わだちと思って良い方向に引きずり込まれましょう。

自分が本来いるべき「場所」を見つける事

今、自分が生活している基盤は貴方にとって「快適」ですか？「苦痛」ですか？ミズタニは一概には言えません。

ミズタニの場合、プログラミングを生業として仕事をしています。ミズタニはプログラミングは大好きですが、コーディングが速いか？と聞かれれば遅いですし、プログラムのライブラリに関する知見もあまり高くありません（ググってコーディングする感じ）。また、会社で強制されるプログラム以外の仕事も嫌いです。なので快適と苦痛が入り混じった状態です。

この仕事が本来向いているものなのか？は微妙です。ただ最近は「これじゃない」と思う事はよくあります。本書では「違和感を感じたら、積極的に場所を変えて行くタイミングが来たと思ってください」と書かれています。ミズタニの場合、そう思ったからこそ新しい場所としてブログを始めてみた経緯はあります。行動してみたら、尊敬する人からも同じアドバイス、これもシンクロニシティかな？

「次元上昇」で人生は大きく変わる

「次元上昇とは自分が大きくバージョンアップする事」と著者は表現されています。サナギから蝶へ大きく変貌する人もいるようです。次元上昇が起こりやすいタイミングとして人生の大きなイベントがある時。

ミズタニの場合も結婚・子供の誕生を機に仕事に対する姿勢が変わったと思います。それまではどれだけでも長い時間、単純なルーチンワークをしていてもなんとも思ってなかったのですが、「早く帰らないと」という意識とともに単純な事はプログラムに丸投げしてしまえとツールを大量に作りました。そういう状態になってみないと思いつかなかったアイデアがたくさん出てきて自分でも驚いた経験があります。

次元上昇を通して人は成長するのですね。