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SIMフリー端末を使うなら理解しておきたい電波の事 利用周波数帯の名称

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ダイコクナオキ@ガジェットバカ(@N_Daikoku)です。

日本で利用されている周波数帯についてまとめました。周波数帯と名前の関係を覚えておこう

周波数帯と名前

周波数とかの基本的な知識は以下のエントリを参照!

Band表記

SIMフリー端末を購入する時に「Band**対応]と書かれています。このBand**が受け取れる周波数帯の事を指します。このBandは国際プロジェクト3GPPで定義されている名称で世界共通。

世界共通の規格に則って整備されているので海外にケータイを持って行っても海外の電波を拾える訳です。

日本で利用されるBand

表にまとめるとこんな感じ。

  docomo au softbank
LTE ・band1 / 2.1GHz帯
・band3 / 1.7GHz帯
・band21 / 1.5GHz帯
・band19 / 800MHz帯
・band 28 / 700MHz帯
・band1 / 2.1GHz帯
・band11 / 1.5GHz帯
・band18 / 800MHz帯
・band 28 / 700MHz帯
・band41 / 2.5GHz帯
・band1 / 2.1GHz帯
・band3 / 1.7GHz帯
・band8 / 900MHz帯
・band41 / 2.5GHz帯 
3G (W-CDMA)
・band1 / 2.1GHz帯
・band6 /  800MHz帯
・band9 / 1.7GHz帯
・band19 / 800MHz帯
(CDMA2000)
・band1 / 2.1GHz帯
・band0 / 800MHz帯
(W-CDMA)
・band1 / 2.1GHz帯
・band8 / 900MHz帯
・band11 / 1.5GHz帯 

太字で表記したのが重要なBand。購入するSIMフリー端末が上記全てに対応していれば「MVNOでも通話・通信エリアはキャリアと遜色ない」と言えます。

各社ともにBand1については対応しています。それだけ重要な周波数帯という事ですね。各社ともBand1はLTE通信/電話ともに広域をカバーする事に利用されています。ただ、auは戦略的にband18を整備する事によってBand18をメイン回線にしているようです。なので、auのMVNOはBand18に対応しているか?でデータ通信範囲が変わってきます。

まとめ

SIMフリー機を購入するにあたって一番分かりづらいのがBandの事。キャリアでスマホを購入するときはキャリアが動作保証をしているので上記のBandの事を意識する事は全く必要なかった訳です。

上記でリストアップしましたが、そのBandについても日本全国まんべんなく整備されているのではなく、周波数特性や企業の利用方針によって対応範囲にムラがあります。

もし、手に入れたSIMフリー機がBand1未対応だったりすると都市部以外ではほとんど利用できない端末となってしまいます。

特に緊急連絡手段とする場合は速度より圏内範囲が重要になってきます。その辺りは利用目的と合わせてチェックしてください。

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