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「もしアドラーが上司だったら」を読んだらアドラー心理学の基礎が一気に分かった話 小倉広 プレジデント社

もしアドラーが上司だったら
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ダイコク@三重県ブロガーです。

最近流行りの「アドラー心理学」。色々と本を物色してみても思うことは、アドラー心理学って哲学みたいで難しい!ということ。本に書いてあることが分かり難い。自分が理系だからか?そういう印象でした。

今回購入した「もしアドラーが上司だったら」という本も難しくって途中で投げ出すかなぁ?って思ってましたが、ブロガー仲間達から「非常に読み易くて良い!」と評判だったので購入してみました。

結論から言うと、「アドラー心理学を知りたいなら入門にもってこい!」な一冊だと感じたのでレビューしてみたいと思います。

もしアドラーが上司だったら

この本は小倉広さんが書いたアドラー本です。小倉さんはめちゃめちゃ多くの働き方に関する本も出版されている方のよう(この本を手に取るまで知りませんでした 汗)

この本はストーリ仕立ての本となっており、アメリカ支社帰りの上司「ドラ」さんがやってくるところから話は始まります。周りの優秀な同期との違いに悩む主人公「リョウ」目線で、アドラー心理学を学んでいくストーリー。

営業の仕事をしているリョウは成績で言えば下から数えたほうが早いというレベル。そんな彼がアドラー心理学を学んでいくうちに、自分自身の捉え方・仲間との接し方を改善していくうちに得ていくものとは?そして、最後に訪れる結末とは?!っていく感じ。

すごい読みやすいよ!この本は。物語も単純になっているので全体構成が頭に入ってきやすい。だから「理解がしやすい」。

これまで自分が読んできたアドラー本はどちらかというと、「アドラーワード」が先に来てその説明という本が多かった。もしくは物語中に「アドラーワード」の細かい説明を入れてくるパターンが多かったから「これから理解したい」という人にとっては文章を理解するのが結構めんどくさかった。それらとは違い、読みやすくて理解しやすい。

勘違いしていたアドラー心理学

アドラー心理学をマスターすれば「自分にとって期待通りの結果が得られるようになる」という”勝手な”イメージがあった。だけど、そんな都合よくいくのかなぁ?という疑問もあったのも事実。

それについての一定の解も載っていた。そうか!違うんだね!そういうことだね!と一人で納得していたのが次の一文

「リョウ君、会社で働くときにはね。信頼と信用という異なる二つの考え方を併用しなければならないんだよ。・・・」

信頼は自分事!信用は他人事!なんだな!ってひらめきに近い理解が得られたのでした。もうね、この一文に触れれただけでこの本を買って良かったと感じてしまった。

これだけだと何の事か分からないと思う。知りたい人は是非、本屋でこの本を手に取ってみて欲しい!

まとめ:アドラー心理学をかじってみたい人にはオススメの一冊

これまでの本に比べて圧倒的に読み易い。だからこそこれからアドラー心理学をちょっと見てみたい!という人にはもってこいの一冊だと思います。

逆に、これまでのアドラー本が理解できていて満足できている人にはこの本は物足りなく感じるかも知れないね。文系と理系の違いかなぁ?理系男子にはとても良かった。

帯にあるように「今やっている仕事が100倍楽しくなる」かは分かりませんが、アドラーの教えで仕事と自分がスムーズに動けるようになる!と実感します。

【読んだ本の情報】
もしアドラーが上司だったら
小倉広 プレジデント社
もしアドラーが上司だったら

小倉 広 プレジデント社 2017-03-11
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