SSDは何を買う?日本製の半導体を利用した「WD BLUE」を購入してみた
ダイコクナオキ@ガジェットバカ(@N_Daikoku)です。
先日購入した「Stl-14HP012-C-CDMM」をグレードアップするために購入したSSDのご紹介。
M.2(SATA)接続の「WD BLUE」250GB
WestanDigitalといえばHDDで有名なメーカーですね。ダイコクが利用しているNASもWDのREDを利用しています。
2016年にSanDiskを買収し、満を辞してWDもSSD製品を発売してきました。
SSDの種類としてはSATA接続タイプとM.2(SATA)接続タイプの2種類、製品としてはGREENとBLUEの2種類の計4種類を販売してます。
※M.2(PCI-e)タイプのBLACKもライナップに登場しています。
今回はM.2(SATA)接続のBLUEモデル、250GBをチョイスしました。BLUEの方が耐久性・性能が高いモデルになります。でも、販売価格としては1,000円くらいしか変わりないので、BULEモデルがオススメです。
おそらく中身はSanDiskのSSD
SanDiskの買収後、すぐに発表されたモデルということもあり、中身はSanDiskのSSDであると言われています。実際にそうなんだろうなと思います。
同じ会社なのに別々に同じ製品を作らなきゃいけないメリットなんてないからね。
SanDiskといえばSDカードをはじめとした高性能モデルを世に送り出しているメーカとして有名。このメーカ製のSSDなら培ってきた技術ノウハウも相まって信頼できるSSDですね。
製品パッケージの紹介
商品パッケージはとてもシンプルです。パッケージもBULEになっているので目立ちます。パッケージに「国産NANDフラッシュメモリ使用」と記載。東芝メモリの四日市工場で製造されていることを暗に謳っています。
サイズはM.2の2280サイズ。これは22mm×80mmのサイズとなります。とても小さい。SO-DIMMメモリとiPhone6S Plusとのサイズ比較はこんな感じ。印象としては「とても小さい」これに250GBの保存領域があるとは思えないですね。
基盤の色も青色となっています。こだわり!
スペックと実測値と
スペックはパッケージにも記載されていたようにシーケンシャルReadとWriteは500MB/sとなっています。SATA3接続タイプでは一般的なスペックを持っています。
Windows用としてフォーマットし、CristalMarkで計測した結果がこちら
性能的には大満足。
WDならでは!というソフトウェアも使える!
WDのSSDを利用したい!と思える理由の1つとして専用のソフトウェアが用意されている事が言えます。
データのクローンソフトウェアのWD専用パッケージ「Acronis True Image WD Edition」
市販のクローン・バックアップソフトウェアである「Acronis True Image」のWD専用版が利用できます。これはWD製のSSDが導入されていないと使えないソフトウェア。
内容としては「Acronis True Image」の機能のうち、クローン機能のみを解放したソフトウェアとなります。ある意味、体験版的な。
List of all WD firmware and software available for download. WD Software - support.wdc.com |
SSDの健康状態をモニタリングできるソフトウェア
便利系のソフトウェアとしては「WD SSD Dashboard」
WD製のSSDをモニタリングできるソフトウェア。SanDiskのSSDではおなじみのソフトウェアのWD版。素人でもSSDの健康状態を目視で簡単に確認できるので個人的には重宝するアイテムだと思っています。
List of all WD firmware and software available for download. WD Software - support.wdc.com |
まとめ
SATA3接続のSSDはすでに6Gbpsの転送速度の限界まできておりこれ以上のスペックアップは望めません。正直、どこのメーカの商品を購入しても動作速度に差は望めないのが現状です。
それであれば、何で選ぶか?安さ・信頼性・ブランドイメージ色々あると思いますが、今回は信頼性と四日市市民という事でチョイスしてみました。
三重県四日市市といえば「東芝メモリ(2017/06現在)」が半導体製造工場を持っている拠点地でもあります。なんやかんやバタバタしてますが四日市市民・三重県ブロガーとしては応援していきたいメーカ。せっかくなのでココで製造されている半導体を買ってみました。
製品としてはとてもいいものなので参考にしてください。