ダイコクナオキ@ガジェットバカ(@N_Daikoku)です。
最近、流行のゲーミングノートPCについて調査してみた。結構性能も上がっていて結構いい感じになってきているのでゲーミングPCを検討する人も多いけど、普通のノートPCと何が違うの?についてまとめてみたよ。
ゲーミングノートPC
ゲーミングノートPCとは、一般的には「快適にゲームができるノートパソコン」という意味になるのかな?間違っても、「ゲーム専用のノートパソコンではない」ことは理解が必要です。名前的に本当にOfficeとか使えないノートパソコンでしょ?って言われたこともある。
ここで言うゲームとは「3Dゲーム」を指すことが多い。と、いうのも2Dの性能自体は通常のモバイルノートPCでも十二分な性能がある。ゲーミングノートPC自体には決まった定義がなく、俗称なのだ(性能がXX以上だったら名乗っても良いという決まりはない)
ゲーミングノートPCの「ゲーミング」を決定づけるもの
では、ゲーミングノートPCと名乗るPCは3Dに強いということは分かった。ただ、普通のノートPCの構成と何が違うのか?について列挙してみると
- CPUとは別にGPU(3Dグラフィックス用の処理チップ)を搭載
- 冷却構造がしっかりしている
- 高解像度・リフレッシュ性能が高いディスプレイを搭載
- キーボード照明が派手(?)
が挙げられる。
この中でゲーミングとして一番重要なのは「性能の良いGPU」を搭載している事。ただ、使い方によっての「バランス」も考える必要がある。遊ぶゲームがドラクエXなど、そんなに高性能の3D性能が必要ない場合、最上位のGPUとエントリークラスのGPUを比較しても遊ぶ上では目立って差が出ることがないものもあるからだ。
また、GPUは高性能が故に発熱量がハンパないモデルも多い。ノートPCに搭載されるGPUは省電力タイプが多いが、CPUと比べるとやはり多い。このため、発生した熱をいかに冷却するか?に対して、普通のノートPCよりもよく考えられている。放熱版を増やしたり、材質に銅を使ったり。故にノートパソコンと言えどもある程度の大きやさ厚みが必要になり、大型化する傾向にある。
また、液晶画面のリフレッシュレートが高いものも多い。一般的なノートPCのリフレッシュレートは60Hz。これは1秒間に60回の書き換えをしていますよーという理解でOK。リフレッシュレートが120Hzや240Hzなど60Hzより高いものがゲーミングノートPCでは採用されているものもあります。単純に、120Hzだと60Hzの倍の画面書き換えが行われる。240Hzだと4倍。アクションゲームなど反射が問われるゲームではより早く状況変化に対応出来るので有利になる・・・と言われている。
リフレッシュレートが高いモニターが搭載されている意味はあるか
リフレッシュレートが高いモニターはゲーミングには有効!って言われるけど、本当に有効か?については個人差がある。確かにリフレッシュレートが240Hzだと60Hzより4倍早くリフレッシュされるから早く察知できる・・・だけども、時間にすると60Hzは1コマ0.0167秒。240Hzは1コマ0.0042秒。0.0125秒早く見つけられたとして、本当に次の動きに備えられるか?と言ったらもう反射レベルで動けるほどゲームをやり込んでいないと意味がないとは思いません?なので本当の意味でプロ仕様になる。
ただ、見た目的には滑らかに感じるので、3D酔いは少なくなる事が期待できる。この点は自分のような3D酔いする人間には別の意味で有効かも知れない。
ゲーミングノートPCは3D性能が高いノートパソコンという認識でも良い
こんな理由から、ゲーミングノートPCは決してOfficePCとして使えないわけではない。むしろ、3Dグラフィックスや動画作成などを生業としている業種ならばここをターゲットとする方が良い。
まとめ
ゲーミングノートPCと普通のノートPCの違いは3D性能が高いか低いか?がメインにあって、 それを下支えする各機能が強化されているノートPCという認識で問題はない。
1台でなんでも出来るノートPCが欲しい。であればゲーミングノートPCは一つの選択肢として間違いない。
ただし、モバイルに特化しているのがノートPCなので、デスクトップPCと比較するとどうしても非力。デスクトップPCの方が同じ値段で性能が倍くらい良いものもが買えるという事実を知った上で購入を検討しよう。