自動化・機械化が進んでいる今だからこそ働き方を考える

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ダイコク@三重県ブロガーです。

働く事って楽しいですか?辛いですか?

辛い仕事に就いている人、そろそろ働き方を考える時期かもしれません。

辛い仕事はコンピュータに奪われる時代がすぐそこまで来ていますよ。

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ライフハッカーにあったある記事

ライフハッカーにあったこの記事が目にとまりました。

 

一部抜粋してみますね。

1月12日、Amazonがこのような発表をしました。「Amazonの「キャリア・チョイス」プログラムは、従業員がAmazonの社内や他社で需要の高い仕事に就き、この国のイノベーション経済の恩恵を十分に享受できるよう、その訓練を手助けするものです。このプログラムは、高需要・高報酬の分野の職業に就くための教育訓練費用の95%を支払います。そこで得たスキルを、将来Amazonで使っても使わなくても関係ありません」

 

これを読んだときにどう感じたでしょうか?

Amazonスゲー!って思うじゃないですか?職種開発支援プログラムなんてまだ他ではあまり聞いたことない(ダイコク的には初見)です。

 

しかしながら、違う側面で見ると「対象者」とされた人の業務は近い将来の話で

「機械やコンピュータが行うから君たちの仕事は無くなる。仕事したくば違うことを覚えなさい」と言うことです。

自社の別部署か他社に移るための職業訓練とも言えます。

これまでの仕事はどんどん無くなっていく

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「雇われている」人の仕事内容は機械化によって今後どんどんと変化していきます。

機械化の話はダイコクが子供の頃から言われていた未来予想図でありましたが、仕事が無くなると言うよりかは人による「手入力」から人による「コンピュータ入力」に置き換わった感じがします。

今ではコンピュータを利用しないで仕事をするのが難しいと言っても良いくらいの発展っぷり。

しかしながら、コンピュータに入力をする・指示を出すのは「人間」であり、仕事としてはまだまだ”減っている”とは感じにくいのが実情。

 

しかし、特に仕事が無くなるかも知れないジャンルとして

  • ライン作業
  • 評価作業
  • 危険作業

かつ、自社が

  • 合理性を求める
  • 長時間残業の環境下にある
  • 労働災害が絶えない

が挙げられる。

これらの事例が多く当てはまる会社で働いている人は今後の働き方を考えておく必要がある。

 

「会社」として考えるのであれば24時間365日絶え間なく「生産・成長」出来ればそれに超したことはない訳です。

特に昨今は株式会社がメインとなっており「株主への利益還元至上」である事が挙げられます。

なんだかんだ言いながら利益を上げれれば株主はそれで良い。逆に利益が上がらないと株主は不満を示す。

会社の価値は株価の上昇・下落によって変動し、会社運営に必要な体力すらも株価1つで左右されます。

 

このため、株価が下落するのは避けたい。しかし、売上業績以外でも株価の変動は発生します。 

最近ではSNS等での「炎上」がひとたび発生すると株価変動が激しくなる。

だからこそ、炎上状態にならないように社員に対してSNSの使い方を指導するような会社もあります。

 

昨今、炎上しやすい事例として「人権を無視したような行いから発生した事件・事故」が挙げられる。

これらの事件の是非は背景がしっかり分かっていないので追求することは難しいですが、一般的な感情論として「同じ立場」である人が多ければ多いほど反発が大きくなりますよね。

 

これらのリスクを伴う作業が「コンピュータ」に置き換わったらどうでしょうか?

働き過ぎて部品が壊れた!となって「ひどいっ!」と言う人はいない。

「修理・交換すれば?」で済んでいく。

コンピュータ・機械を最大限に活用することで炎上状態を回避することを出来る。

 

それであれば株主へのアピールをするのに一番手っ取り早いのは「人が行う作業を機械・コンピュータに置き換える」事です。

機械やコンピュータに置き換えることによって

  • 24時間作業が出来る
  • 大量生産によるコスト減で利益も上がりやすくなる
  • 人件費が不要となり、長期的にはコスト減につながる
  • 人の体調や感情によって製品品質が左右されなくなる

というメリットを享受できるようになります。

 

もしアナタが経営者ならどちらを取りますか?

 

ダイコクなら製品を同じ品質でいっぱい作れて文句を言わない機械やコンピュータを取ります。

生産数の急な変動や人的コストリスク、炎上リスクを一気に回避することが出来るんです。

 

すると、あるジャンルによっては人が仕事をすることが無くなる

人が仕事をしない=その業種で働く人の働き口が無くなると言うことです。

コンピュータの進化を馬鹿にしてはいけない

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しかしながら、「自分の業界ではまだまだそんなの無理だよ?経験と勘がモノを言う世界だからね!」と考える人が多いと思います。

実際、ダイコクも深層心理ではホントにそんなこと可能になるのはまだまだ先の話だろうぁ〜と思ってました。

 

しかし、今ブームである「ディープラーニング」という分野の台頭で「まだまだ先の話」では無くなったと感じています。

有名なのはGoogleが開発した「AlphaGO」という碁打ち用ソフト。

今では現代の超一流棋士と互角に戦えるだけの性能を持っています。

 

性能を持っているというと簡単に感じますが、これが凄いのは元は「囲碁のルールを教えているだけ」ということ。

囲碁が得意な人が考えてプログラミングをしている訳じゃないんです。

やっているのは過去事例からパターンを解析して最適と思われる解を導き出しているだけ。

 

将来的には「業界のルール」や「作り方のルール」を教えてあげればディープラーニングによって一流社員の働きが出来るコンピュータが誕生する訳です。このコンピュータによって上質なモノを大量生産することが出来るようになる。

 

もうね、超脅威。人間いらないやん?って事に繋がる。

単純なライン作業はもちろんのこと、生産性を伴わない「中間管理職」はコンピュータが担当する可能性が高い。

実際、決算情報を報道するニュースサイトの記事なんかは「キーワード」と「数字」を与えればニュース記事を自動作成する事も行われています。

 

また、自動運転技術による無人ドライバーの車も実用化されつつあります。

運転なんて周りの状況判断など「不測の事態」が山ほどあるのにそれを判断することも可能となっているんです。

コンピュータの進化は比例的ではなく、反比例的に飛躍している事を覚えておいた方が良い。

導入は会社にとって人的リスクの高い場所から

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先にも言ったように昨今ではSNS等での炎上を避けたいと考えています。炎上すると企業のブランドイメージが下がる。 

そうならないように人的リスクが高いところからコンピュータ化が進められていく。

するとその部署で働いている人は違う部署で働くようになる。

 

今の日本でも形の上では「終身雇用制度」が主流であり、日本の法律も一度就職してしまえば中々リストラしづらい雰囲気があります。

雇用を守るため(コレもブランドイメージを保つためなんですが)という理由であえてコンピュータ化をしない事もある。

・・・と思うじゃ無いですか?

でもアメリカでは「レイオフ」をいう制度が一般的にある。

この制度が日本では導入されないという保証は無い。

むしろ、グローバル化の流れの中ではレイオフ制度を導入する会社が現れてもおかしくない。

 

人を介さなくても現場が回るようになれば人はいらない。

近い将来に起こりえることなんですよね。

これからの働き方を考えよう

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これらの事が起こりえるのは様々なジャンルに及びます。

しかしながら、これは「合理的」が有効であるジャンルに限定される。

 

人を(精神的な意味で)育てたり、人が楽しく生きていく事は人にしか出来ないこと。

 

人は「楽」をするために発明し、働いているのが「今」だとしたら

これからは人は「楽しむ」為に発明し、働いていくのが当たり前になるのかも知れません。

 

今の時代、一つの職(色)に縛られること無く、様々な可能性を考えながらあなただけの「働き方」を見いだしていくことが重要です。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

三重県ブロガーでガジェッター 毎日をワクワクの出来事でいっぱいに! 気になったガジェットの紹介から始まり ダイコクが購入したガジェットのレビューをメインに更新中。 日々の生活の中での「ワクワク」を文章にしてお届け。 二児のパパでもあり、イクメン活動中。 本も年間100冊くらい読んでます。 自分の中の気づきも定期的にエントリとして綴っています。