話題のメッシュWifiって何が良いの?って思ったので調べてみたよ

広告

ダイコクナオキ@ガジェットバカ(@N_Daikoku)です。

最近、家のWifiルータが調子悪いのです。アクセスしても反応が返ってこない。スマホだと4G回線にすればサッと繋がる。これは9年使ったWifiルータの寿命か・・・と思い、新しいルータを探す旅に出た。そこで出会ったメッシュWifi。
フツーのWifiと比べて何が違うのか?分からなかったので調べてみたら余計に分からなくなった。

今回、それを紐解いて、理解できたお話です。メッシュWifi理解できない人はコレ見ると理解できると思うよ!

メッシュWifiとは?


メッシュWifi・・・それは何かと言われたら・・・英語のmesh

mesh・・・網目、網目状

網目上に広がるWifiルータという意味。なるほどなるほど・・・・

余計に分からん!!

そう思う人が多いのではないでしょうか?そしてメッシュWifiについてググってみると

同時接続でも安定するんだぜ!中継機とは違うんだぜ?

って説明してくれるサイトが山ほど出てくる。

なるほどなるほどー。安定するんですね。中継機とは違うんですね。

・・・なんで安定するか?を書いてくれない(泣

ただ、Appleストアで自社製のWifiルータ販売を停止し、メッシュWifiを推しているという事は、良いものである事は間違いなさそう(Apple公認だから良いものとは限らないけど)

なので、無い知恵を絞り出して考えたよ!

メッシュWifiの利点その1:複数台で範囲を簡単に広げられる

メッシュWifiを調べると出てくるワードで多いのは「範囲を簡単に広げられる」っていう事。

その理由を見てみると

メッシュWifiルータには親機も子機もなくて、お互いに通信しあって同じSSID(Wifi名)で電波範囲を広げられる。

なるほど。親機・子機っていう考え方はおそらく中継機のことを言っていると思われる。

でも、中継機の中でも同じSSIDで通信できる製品はある。

自分が使っている中継がまさにそう。これだとメッシュWifiだけの利点とは言い難い。

忠継大王 MZK−EX750NP、Wifiの電波中継用アダプタを購入。初期設定までを解説!

2016.05.23

Wifi中継器WTC-300HWH。Wifiの距離を延ばせる装置を購入。開封の儀

2016.05.28

メッシュWifiの利点その2:安定する

昨今、Wifi接続できる製品が爆発的に増えている。だからWifiルータがたくさんの台数からの指令を同時に処理できなくなって、Wifi接続が不安定になる。だけど、メッシュWifiだと安定するんだって。

これが一番、理解出来なかった。なんでメッシュWifiだと安定するのか?が理屈的に分からない。

だってさ、インターネットに接続するって言う意味ではメッシュWifiが増えた所でインターネットプロバイダー回線の出口は1つやん?だったら通常のWifiルータとプロバイダーとのやりとりは変わらないやん?って。

この辺りの理屈が抜けていて、安定する!安定する!ヒャッホー!!って書かれているのが多かったので余計に???だった。

分からないメッシュWifiの利点


また、性能に関して言うと、製品によって違うけど、一般的には通常Wifiルータの方が高性能だ。とも書かれている。上記の理屈で言うと、通常Wifiルータの方がいいんじゃないの?って。

元々、企業やカフェのWifiなどで利用されてきた技術だから、それを家庭向けにしたのがウケているだけじゃないのか?とか考えた訳ですよ。

悶々と考えて出てきた最適解

でも、分かったんです!メッシュWifiの利点。ググって出てきた記事も間違いではないけど、理屈を考えた時に自分の中に思い浮かんだのはコンシェルジュという考え方。

ルーターってコンシェルジュなんですよ(名言)

上記の考え方で言えば

  • Wifiルーター:コンシェルジュ
  • 中継機:コンシェルジュへの直通内線

なんです。

イメージで考えると、通常のWifiルータは「コンシェルジュ1人」なんです。このコンシェルジュが端末からのインターネット回線への問い合わせ、端末への回答を行ってくれる。

でも、昨今、Wifi接続する機器が増えて、コンシェルジュへの問い合わせが増えてきたんです。そうなるとコンシェルジュさん、問い合わせが多すぎてテンパってしまうんですね。テンパって受け付けてくれなくなる(不安定になる)。

そこで出てきたのが、メッシュWifiという仕組み。メッシュWifiは全てが親機という性質上、メッシュWifiの数だけコンシェルジュが居るんです。

最終的には、インターネット回線に繋がっているコンシェルジュが問い合わせ・回答をするんですが、機器からの直接問い合わせではなく、コンシェルジュ経由になるので一斉に問い合わせが来るのを防いでくれる。(もちろん、インターネット回線に近いコンシェルジュに直接機器からの問い合わせは来ますが、分散できる)

メーカサイトなどをみていて誤解を生みやすいのは、ルータが等間隔に設置されて全体の範囲をカバーしている点。これだと中継機との違いが分からない。

コンシェルジュ(Wifiルータ)が機器からの問い合わせを受け付ける・・・という事は、機器がいっぱいある所には、多くのコンシェルジュを配置する必要があるんです。

そうしないと受付は結局、1人のコンシェルジュ(Wifiルータに)に集中してテンパって不安定になってしまいますからね。

メッシュWifiの中のアプリで、この端末からの接続はどのルータに優先的に接続するか?を選択出来るようになっているんです。これで意図的に処理を分散できる。

このメッシュWifiの仕組みを取り入れて、それでも尚、通信速度が遅いのであればおそらくインターネット回線側の通信速度上限に達しているので回線契約を見直す時期なんだと思います。

まとめ


以上の説明は細かい仕様は違うにせよ、イメージをしやすいと思います。メッシュWifiの機器は通常のルーターと比較すると高額で販売されていますが、それは親機(コンシェルジュ)がいっぱいあるから。

参考にしてみてください。

広告

ABOUTこの記事をかいた人

三重県ブロガーでガジェッター 毎日をワクワクの出来事でいっぱいに! 気になったガジェットの紹介から始まり ダイコクが購入したガジェットのレビューをメインに更新中。 日々の生活の中での「ワクワク」を文章にしてお届け。 二児のパパでもあり、イクメン活動中。 本も年間100冊くらい読んでます。 自分の中の気づきも定期的にエントリとして綴っています。