ダイコクナオキ@ガジェットバカ(@N_Daikoku)です。
先日、仕事を辞めました。11年勤めていた会社、それなりに自己都合退職でも退職金が入ってくる予定でした。しかし、大きく減額されていたので確認してみました。
原因は確定拠出年金!
最近の企業は厚生年金制度をこれまであった年金制度に合わせて確定拠出年金(iDeCoとも言います)制度が導入されている場合があります。自分の会社も2017年から年金額の半額は確定拠出年金に移行しています。
この確定拠出年金が曲者だった。
これまでの年金の場合は保有しているのは「会社」になります。なので、退職する際に厚生年金をどうするか?についても会社側が主体となる。
対して、確定拠出年金の場合、保有者は「個人」になります。会社は個人の資産に対して毎月お金を振り込んでいると言えばいいでしょうか?
で、年金という性質上、60歳までは引き出せません。自己都合退職になる場合は60歳以前の場合が多い。会社から見ると、社員個人の資産に「振り込んでいる」ので、辞めていくならその資産分のお金を返して。という状態になるのです。
なので退職金からその資産分を引かれていたんです。
※辞めた会社の経理担当から聞いた話なので本当?って言うのがイマイチ。違うよ!っていう意見があればメッセージください。
確かに、ググると退職金はなくて確定拠出年金が退職金代わりになっている会社もあるようなので、「個人資産」であることは間違いない。
退職金と確定拠出年金がある企業は自己都合退職に注意せよ
退職金の制度って法律で決まっていなく会社によって違うので、詳しくは自社に確認して欲しいんですが、自分ぐらいの40代で途中から確定拠出年金が導入されたところは注意が必要。
自分の場合、導入されてから3年弱で辞めたのですが、自己都合の退職金の年間増加額よりも確定拠出年金の年間増加額の方が大きいから長く勤めれば務めるほど退職金は減っていくのです。
ちなみに、あと4年程辞めるのが遅かったら自分の場合、自己都合退職金よりも確定拠出年金の資産が上回る計算になるので辞めるのにお金を支払わなければいけないところだった。
まとめ
確定拠出年金が導入された時に説明会があったのですが、ふーん・・・程度の理解力だった。辞めた時にどうなるか?までの説明はなかった(・・・と思う。正直覚えてない)
みんなも注意やで!