ダイコクナオキ@ガジェットバカ(@N_Daikoku)です。
緊急時の電源確保は今ではモバイルバッテリーを用意するのが一般的です。しかしながら、超緊急時!のコトを考慮すると「乾電池駆動」というのも1つの魅力になる。
今回は緊急時の電源確保という意味でのモバイル充電器を購入してみました。
Maxwell mobile ecofulは単3乾電池2本使用タイプの充電器
パッケージはこんな感じ。
発売が2012年と5年前と言うこともあってちょっと時代を感じる製品となっています。 この頃はiPhone4Sが発売された頃で「スマートフォン」という名前が一般的になりつつありながらも、ガラケーがまだまだ全盛の時代。
このため、パッケージにはマイクロUSB端子に接続出来るガラケー用の接続端子が付いています。
- docomo-FOMA
- SoftBank-3G
- au-WIN
- au-CDMA
と言った今では1世代前の規格用です。
今販売されているガラホも端子規格はマイクロUSBに変わっているのでもう使うことはあまりなくなっている端子ですね。
本体は非常に小さいです。乾電池2本半分くらいのサイズ。これなら持ち運びに苦労することは無いでしょう。
充電池2本タイプには弱点もある
仕組みについては別記事にまとめました。
2本タイプは軽量でコンパクト。しかしながら、乾電池2本で出力できる電圧は3VとUSB出力で必要な5Vには届かないため、アップコンバーターを組み込んでいます。
アルカリ乾電池・ニッケル水素電池(充電池)でも利用可能
ニッケル水素電池の場合、出力が1.2Vしか無いため、2本だと2.4V出力しか無い。しかしながら、この製品はニッケル水素電池も4.5V〜5V出力が出来る事を謳っているため、その点は安心して利用する事が出来ます。
パッケージを確認すると、「DC4.5V〜5V/500mA出力した場合の目安」として
- ニッケル水素電池:約60分
- アルカリ乾電池:約25分
の出力が可能となっているようです。
アルカリ乾電池とニッケル水素電池を比較するとニッケル水素電池の方が約2倍に渡って出力維持が可能となっていますが、これはニッケル水素電池とアルカリ乾電池の出力特性の違いからこのような結果となります。
このことはパナソニックのページ詳しく記述されていますのでコチラを見て頂くと分かりやすいかと思います。
まとめ:コンパクトな乾電池2本タイプのモバイルバッテリーは緊急時に役立つ
超緊急時の電源確保!という意味ではとても役にたつ製品だと思いますが、電池2本タイプは今はもう流行っていません。100円均一ショップでかろうじて見るくらい。
これは、スマホ等のバッテリーの高性能化に伴い、乾電池2本ではまかないきれないことや、一部粗悪品による安定して充電できないというレビュー評価等でユーザーが嫌った格好となっています。だったら、乾電池4本タイプのモバイルバッテリーで良いやん?と。
しかしながら、本体のコンパクトさと乾電池2本で充電が可能というのは緊急時には役立つ製品だと思います(が、2本タイプは製品としてはレア中のレア。今ではほとんど見かけないので探すのが大変かもしれません)