ダイコクナオキ@ガジェットバカ(@N_Daikoku)です。
MVNOを利用したスマホ通信が出来るまでのステップを紹介します。初めてだとちょっと大変に感じるけど、慣れると楽にできます。
2つのステップで利用開始可能
やることは2つだけ。簡単です。
- スマホにSIMカードを挿入する
- スマホのネットワーク設定を変える
それぞれのステップを詳しく紹介します。
1.スマホにSIMカードを挿入する
1つ目のステップで意外に高い障壁です。端末によってSIMカードのサイズが異なるってご存知でしたか?SIMカードには3つのサイズ規格が存在します。
- 標準SIM(25mm×15mm)
- マイクロ(micro)SIM(15mm×12mm)
- ナノ(nano)SIM(12.3mm×8.8mm)
下に行くほど、小さいサイズになります。iPhone6sやXperiaZ5など最新の機種になればなるほどナノSIMを採用しています。これは単純にサイズが小さい方が場所をとらず、スマホの小型化や回路設計に余裕ができるためです。最近のスマホはマイクロSIM、ナノSIMを使っている機種が多いです。
このため、本来は使う端末によってSIMサイズを確認し、サイズにあったSIMカードを用意するのですが、ダイコクのようなガジェット好きだと頻繁に買い替え・差し替えをする可能性が高い。ただし、MVNOメーカに対してSIMカードのサイズ変更申請をするとカード発行手数料を〜3000円程度取られます。頻繁に買い換える人は地味に痛い。
そんな人のために「SIMアダプター」なるものが存在します。これはサイズが小さいSIMカードをアダプターを使って大きいサイズするためのアダプター。端的に言ってしまえば、「ナノSIMを用意すれば、マイクロSIM、標準SIMとして利用出来る素敵ツール」です。これはそれぞれのSIMのデータ読み取り部分に互換性があるから出来るのです。
勿論、メーカは推奨していませんので自己責任になる点だけ覚えておいてください。
今回はアダプターを使ってnano→標準サイズで利用
今回契約したSIMカードはnanoサイズのSIMカード。対して、私が持っている手持ちのAndroidは通常サイズのSIMカードになります。
アダプターにセットすればnanoサイズも標準サイズに早変わり。これをスマホ側にセットします。注意点としてアダプターに乗せているだけなので中でズレないように注意してください。
2.スマホのネットワーク設定を変える(Android編)
※注意点として、OSのバージョンによって画面構成が若干異なる可能性が高いです。ただ、基本的には表現方法が変わっているだけです。Androidの「設定」から行うのは全バージョン共通。
Androidの「設定」画面から「無線とネットワーク」を選択。その中にある「モバイルネットワーク」を押下
「モバイルネットワーク設定」から「アクセスポイント名」を押下
「アクセスポイント名」の下の方に「APNの追加」があるので、押下。
※SIMフリータイプのスマホによっては既に利用するMVNOが登録されている事もあります。自分が利用する名前が載っていればこのステップは不要です。
APN設定するときは
- ネットワーク名
- APN
- ユーザ名
- パスワード
- 認証方式
を設定します。この情報は契約したMVNOから情報が貰えますのでそれを利用してください。
アクセスポイント名に先ほど設定した「So-net.jp」が表示されるのでこれを押下
設定した情報を元に接続が完了します。アンテナが立っているか?を確認してください。
まとめ
初めて作業をするとなんか難しく感じますが、実際にやってみると簡単です。ポイントとなる
- SIMカードの種類
- 設定画面までの辿り着き方
この2点が分かっていれば、Androidだろうが、iOSだろうがSIM付き端末での設定はできます。
あとはMVNOから案内された情報を入力するだけ。参考にしてみてください。