ダイコクナオキ@ガジェットバカ(@N_Daikoku)です。
以前よりMacでは専らメインで利用しているブラウザは「Firefox」でした。当時からの使い勝手の良さから利用を続けてきました。そして、先日リリースされたバージョン57.0で内部エンジンからすべてを一新した「FirefoxQuantum」として生まれ変わったのです。「今のところ」ブラウジングだけであればとてもサクサク動作が心地よいので紹介します。
FirefoxQuantum
FirefoxはMozillaが提供している無料のブラウザ。狐のアイコンでおなじみ。Windows・Mac・Linux・iOS・Androidと一通りのOS向けに提供されています。
今回のバージョンはPC向けの話。速度改善と軽量メモリを突き詰めてます。
これはGoogleのブラウザChromeを比較対象として、それよりも上回る!という目標のもと、作り込まれていると言った印象。(FirefoxのサイトでChromeを引き合いに出していることからも目標としてあったのだと推察できます)
使ってみてどうなの?
軽量メモリ・・・についてはあまりタブを開かない使い方をするので実感できませんでしたが、速度に関しては実感できるレベルで速くなってると言っても良い。
これまでのバージョンでFacebookのサイトを開くと読み込みに数秒、スクロールにカクツキが生まれるという感じでしたが、新バージョンでは読み込み1秒くらい、スクロールのカクツキなしという超快適仕様となっています。
最近のFacebookは動画が多いため、その分処理が重くカクついても仕方ないかぁと思っていたのですが、これは嬉しいサクサク感。
また、Amazonのサイトもサクサク見れ、とてもいい感じです。
アドオンの互換性は皆無なので注意が必要
しかしながら、高速・軽量化に邁進するために、失ったものも。
以前のバージョンまで使えたアドオン機能が本バージョンで一旦全て利用不可となっています。つまり、互換性を失った事によって得られた結果がこの速度感なわけ。普通にブラウジングするだけであれば問題ありませんが、アドオンで拡張して使っていたユーザは注意が必要です。
コーディングの異常がないか?を検知できるFirebugsでさえ、互換性がないという状況なのでデバッガーにはちょっと不向き?(新しいアドオンが出てないか?調査中)
まとめ
アドオンの利用がほとんどないなら今回のバージョンはとても使い易いブラウザへと変貌しました。
ただ、豊富なアドオンを持つGoogle Chromeの牙城を崩そうと思うならアドオンの充実がカギとなりそうです。
無料なので一度試してみるのもありですよ。