AppleWatch Series3はみんなが思っていたスマートウォッチじゃない?
ダイコクナオキ@ガジェットバカ(@N_Daikoku)です。
初代AppleWatchがリリースされてからはや3年目。順調に機能をアップしてきたAppleWatchはSeries3にして「みんなが思っていた」端末になってきた。ここからが本当の意味での始まりなのかも知れない。
ウェアラブル端末の中のスマートウォッチの進化
世の中にスマートウォッチというジャンルが出てきてはや5年ほどが経とうとしている。当初、「スマホが飽和状態となった今、ウェアラブル端末の1つであるスマートウォッチというのが新しいブームを生むのではないか?」と言われていた。
スマートウォッチをつければ、睡眠時間や血圧測定や運動量測定が自動で管理できる。しかも、電話もすることが出来て、好きなアプリをインストールしてカスタマイズすることも可能になると言われていた。
確かに、ウェアラブル端末としてリストバンド型の「fiitbit」や「jawupbone」などが当時からブームとなっていた。主に運動量測定や睡眠時間測定のために利用される。その延長線上に「Apple Watch」がいた。
しかし、初代のAppleWatchは運動量を測定することは出来ても、GPS未搭載・生活防水・バッテリーは18時間しか持たないので丸一日の行動ログを取ることも出来ないといった「みんなが夢に描いていたスマートウォッチ」からすると、何だか微妙な感じだった。
しかし、それから3年、いよいよ当初みんなが思い描いていたスマートウォッチに近づいた!
AppleWatch Series3で出来ること
今回発表されたAppleWatch Series3は初代から比べると大きく進化している。
- CPUの強化
- 完全防水
- ApplePay対応
- GPS搭載
- 気圧高度計搭載
- LTE通信可
特に、LTE通信が可能となったことで「iPhoneがなくても通信でメールを受信できたり電話をすることが可能!」というのが今回の大きな目玉。
AppleWatch Series3が抱える弱点
しかしながら、弱点はある。それは「バッテリー性能」だ。初代から変わらず18時間のバッテリー持ち。さらにLTE通信で電話した際のバッテリーの持ち時間は「連続通話で1時間」という状態。
これはAppleWatchに搭載されているバッテリーサイズではこれが限界なんだろう。バッテリー技術にブレイクスルーが起きない限りは解決するのが難しい問題なのかもしれない。
そうなると、「いかにいつでもどこでも充電できる環境を作れるか?」が1つの普及ポイントとなりそう。身につけておく時計だからなかなかにそういう環境を作り出すのが難しいんだけど。
AppleWatch Series3は買いなのか?
今回のAppleWatch Series3は買いだと思う。ある意味「時計」としては完成形になっていて、「ガジェット」としての魅力も高い。
バッテリーの持ち時間には少し難があるが、これは来年になれば解決する問題でもなさそう。
これらのことを総合して考えると「買い」だと判断しても良い。
LTE通信をするには、大手キャリアであるDocomo、au、SoftBankのいずれかと契約している必要がある。MVNOでは対応していないのでその点は注意。
まとめ
ようやく、AppleWatchも当初みんなが思い描いていた使い方に近づいてきました。LTE通信に対応したことは大きな意味を持つ。
個人的にはこれまでランニングのデータを取るためにはiPhoneを持ち歩くことが必須になるのが面倒だった。いざという時の連絡手段という意味でも。iPhone6S Plusのサイズを持って走るっていうのは結構面倒でした。6Sは防水でもないので雨の日や夏場のあっついシーズンの湿気も心配だった。
これらから解放されるAppleWatchは大きな意味を持つ。買うぞー!
プロを目指す Swift 基本文法と応用 | ||||
|