表面意識10%、無意識90%。自分で考えていないと思っている所で無意識さん大活躍。
無意識でやっている事、たくさんありますよね。意識している事が全てじゃない。むしろ、無意識でやっている事の方が多い。自分の生き方や、やりたい事、悩んでいる事、それら全て無意識に任せてみるのも1つの解決策。
ブックレビュー
著者のクスドフトシさんは引きこもりニートのうつ状態になってしまった状態から「心」と「体」を変えていくメソッドをブログで発信、人生を自分の良い方向へ進めていけたと本書で語っています。頑張りすぎず、無意識に任せてみようとという結論に達したそう。ミズタニも無意識を利用して自分に都合の良い結果を得られるようにレッツトライです。
メソッド:リバースメソッド
リバースメソッドとは「何かしたい事」と「それを阻む要因」がセットで存在する場合、普通に物事を考えると「やりたい事がある、でも出来ない」という思考をする事が多い。帰着点が「でも出来ない」になり、無意識でも出来ない理由探しが始まってしまう。これではやりたい事が実現出来なくなってしまうので逆に考えて「出来ない理由がある」でも「やりたい事やる」というように考えればやりたい事をやれるようにする理由を無意識で探し始める。
プログラムコーディングするときも、この仕様を実現する為にはどうすればいいか?を考えているとある時パッと思いついたりします。逆にこれは技術的に不可能だと思っていると、思いつきもしない。
やれる理由探しに強いリバースメソッド、取り入れます。
あなたの中にたくさんの「思い込み」が存在するということ、そして、その「思い込み」は他人の色々な考えを通して初めて気づく事がある
人間、思い込みで生きています。○○すべきというのもある意味思い込み(道徳的な事とかはちょっと横に置いておきます)何かをする時にその思い込みによって動けない事も多々あると思います。でも、解が1つだなんて誰も決めていない。決めているのは自分自身。ちょっと周りのやり方を観察してみて解のバリエーションを増やしてみるのもいいと思います。
悩みの種類は「仕事」「お金」「人間関係」「健康」。この4つの悩みの正体の根源は足りないという不足感
悩みっていうのは「不足感」からくるもの。逆に満足してしまえば悩みは消える。これはなんか当たり前のようですね。でも著者は一歩踏み込んで考えています。不足というのは過去の出来事によって「今」不足して悩みになる。悩みを無くすのは「未来」に期待する事。未来において満足している状況を思い描ければ悩みはなくなると。ちょっと先のワクワクする未来を思い描く事が大切。
「幸せな気持ち」を習慣化すればいいんです!そうすれば、「幸せ」はいつでもやって来るものだと思える!
著者は「より良くなろうと思ってるからこそ”足りないもの”に目がいく。しかしその時間が長ければ長いほど不足感でいっぱいになる」と説明しています。幸せな気持ちが習慣化出来れば、毎日がワクワクしますね。
「無意識は」存在しているということになります。では、この「無」とは一体なんでしょう?それは・・・全て在るということです。
禅問答のような回答ですが、無意識という存在は「無い」のではなく、「意識していない」だけの事。潜在している意識。無意識を利用すればもっと毎日がワクワクするようになりそうです。
まとめ
人間は生きている限り何かしら考えて生きてます。それは自分にとって良い事であったり悪い事であったり。またその考え事は「今」に焦点が当たったものが多い。そしてその出来事が強烈であればあるほど「今」から解答を引き出そうと躍起なる事が多い。
解答は1つだけではなく、より良い結果を得ようとする。その時に無意識を利用する事によってよりバリエーションに富んだ解答を導き出せる。無意識パワー、利用していきましょう!
クスドフトシさんのサイト
ミズタニが読んだ本の情報
無意識はいつも正しい
クスドフトシ
発行 株式会社ワニブックス
2015年9月10日 初版発行 2015年11月1日 第3版発行
無意識はいつも正しい | ||||
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