ダイコクナオキ@ガジェットバカ(@N_Daikoku)です。
Dellから超高解像度8Kの32型ディスプレイDell UltraSharp 32 Ultra HD 8K Monitor(UP3218K)の発売を予告!
今年の3月23日にアメリカのDell.comで発売開始予定。凄い時代になりました。
32型8Kディスプレイの衝撃
最近、4Kディスプレイについては普及価格帯に入ってきたことからPC用ディスプレイとしても売れ始めています。
そんな中、ハイエンドといえど8Kディスプレイが発売される事になりました。
凄いなぁ・・・と言うのが正直な感想。
今、iMac5K@27インチを愛用していますが、コレよりも高解像度ってどれだけ繊細になるんだろう?と思うとワクワクします。
ただ、GPUにかかる負担も大きいからこのディスプレイを活用するなら結構高性能のPCを用意する必要がありそう。
単純に7680×4320で32ビット表示させようとするとそれだけでGPUのメモリを1GB近く消費する計算。
最新のGPUを利用しても一般的にはGPUメモリは8GB。
因みに、この8GBメモリの最新GPU(GeForceGTX1080)を利用しても4Kで3Dゲームは厳しいと言われているのでGPUがまだ追いつかない。
凄い時代になったものです。
接続方法
接続方法はDisplayPort1.3ケーブル1本で30Hz。2本接続することによって8K60Hzを実現出来る。
DisplayPort1.3は規格上、8K30Hzが上限となるための仕様。
昨年発表されたDisplayPort1.4規格や、先日発表されたHDMI2.1規格を利用すれば1本で8K60Hzを実現出来ますが、まだ両者とも実製品は出来ていないのでこの対応。
このディスプレイを使いこなせるか?
8Kディスプレイって、4Kディスプレイ4枚分の解像度、フルHDの16枚分の解像度を持つ。
解像度に直すと3320万画素になる。最近のデジカメの解像度は1000万〜2000万画素位あるのがざらで
各社のフラグシップ機は3000万画素に届くものが多い。
この状況から、一番恩恵を受けれるのは写真家。
撮影した被写体をドットバイドットで確認できるというのは凄いこと。
まずは写真家を中心に売れていくと予想されます。
一般ユーザは正直言って、オーバースペック。4Kでも使いこなせるか?というレベルだと思う。
ゲーマーに至っては論外。GPUの3D性能が追いつかないので当面はゲーマーが利用する事はない。
このような状況から、使いこなせるユーザの絶対数が少ないことから4Kの様に普及価格(10万以下)になるのは当分先の話になると推測。
まとめ
価格は4999ドル(約60万円弱)とフラグシップ機の価格。
製品としてはとても魅力的だけど、それを使いこなせる環境が揃っていないので、まだまだ購入まで踏み込むのは辛いかな?と言うのが正直な感想。
高解像度の魅力はiMac5Kで感じているので早く周辺環境が追いついて欲しいなぁと思います。