ケータイ販売が実質値上げに思う、月額利用料金は安くなるの?

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ガジェット大好きミズタニ@三重県ブロガーです。

ケータイ電話の実質0円販売が終わるんだって。これって何がしたいんだろう?

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ケータイの実質0円販売

ケータイの実質0円販売は、ケータイ端末が仮に10万円だとしたら、2年間継続利用してくれれば月々のサポートで10万円割引ますよという手法。購入した時点ではお金を支払う(ローンor現金)けど、キャッシュバックしていく。

これの何が悪いかというと、そのキャッシュバックしている資本はどこから調達しているのか?というと「現時点で利用しているユーザの利用料金」から。また、これに拍車がかかり、旧機種は売り切るためにMNPすれば0円どころか、お金あげますというサービスにまで発展。これではMNPしないユーザが馬鹿を見る。

これでは長期ユーザが損をする図式になるから、そういうのは自粛しなさいと政府からお達しがあったのが今回の事例。そして、2016年2月から実質0円販売はやめますという流れになりました。

ユーザの月々の利用料金は下がるのか?

0円販売をやめて、めでたしめでたし?違います。そもそも「顧客獲得競争の為に既存ユーザが損をする図式を直しなさい(既存ユーザの月々の利用料金の負担を下げなさい)」というのが本来の目的のハズ。0円販売はなくなるかもしれませんが、基本使用料金の変更はありません。一部、家族で複数台のケータイを持っている人でデータ通信をしない人のためのプランを用意していますが、それって大多数じゃない。

今のままだと、0円販売をやめて得しているのはキャリア会社。ユーザへの還元はありません。残念無念。

実質0円販売は名前を変えて続いていくと予想

ちょうど、この時期は4月から学生となる人をターゲットとした学生割引が各社盛んです。基本使用料を割り引いたり、データ通信のパケット量を増量したり・・・これって、サービスしてると言いますが、考え方を変えれば「月々の利用料金から割り引いてる」って事ですよね?それってその価格をマイナス計算していくと実質0円と変わらなくないですか?

こんな感じで名前を変えて実質0円は継続していくのでしょうね。そもそも実質0円というのも、それ以前に端末を0円で配っていた時代があり、そのお金は既存ユーザの利用料から端末配ってるんだからやめなさいという政府のお達しから始まったもの。言ってる事はいつの時代も同じ。「既存ユーザが損してるんだから」が合言葉ですね。

こんなサービスになっていくんじゃないですか?

もちろん、各キャリアも「儲ける」事が事業をする意義なので、こんなサービスが出てくるんじゃないかなぁ?と予想。

ケータイ電話レンタル

月々の利用料金に1500円プラスするとケータイをレンタルできる。レンタル期間は最低1年間。1年後に別機種に変更可能。故障保証つきで現在利用している機種と交換できる。長期においてレンタルすると月々の利用料金から割引を受けられる。

※ユーザの囲い込み作戦。こうすると、新規端末も捌けるし、定期的に買い替えが可能。メーカも一定の売り上げを維持できる

パケットまとめ買い

ユーザが半年・1年分のパケットを一括買い上げする。一括買い上げする事によって割引サービスあり。その期間のパケットの利用方法はユーザにお任せ。上限に達したら、追加購入可能。

※一括買い上げにする事によって、その期間ユーザを確実に確保できる。ユーザも好きなタイミングで大容量のパケット通信ができる

電話カケホーダイ限定版

限定5ユーザ宛への電話料金がカケホーダイ。それ以外の相手には月々60分までは定額。それ以上は20円/30秒。

※あんまり電話しないからわからん。。。でもいっぱい話したいのって限られた相手だしね。でもこのサービスって昔からあるか・

そんなこんなで「実質月々の利用料は4980円」

それくらいになるとユーザも飛びつきますよ。あくまでも「実質」というところがポイント。上記プランだと、一括してドンと買って継続していく方式だから月々の利用料金にバラつきが出る。その飛び出る月にMNPで他社から顧客獲得するわけですよ?結局そこに収束するんです。

本当の意味でわかりやすく、値段が下がってユーザもキャリアもハッピーになれる日は来るんでしょうか?競争の商いをする以上は避けれないと思いますけどね。

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ABOUTこの記事をかいた人

三重県ブロガーでガジェッター 毎日をワクワクの出来事でいっぱいに! 気になったガジェットの紹介から始まり ダイコクが購入したガジェットのレビューをメインに更新中。 日々の生活の中での「ワクワク」を文章にしてお届け。 二児のパパでもあり、イクメン活動中。 本も年間100冊くらい読んでます。 自分の中の気づきも定期的にエントリとして綴っています。