ミズタニ@三重県ブロガーです。
本は出来るだけ早く理解が出来ると良いなぁとずっと思っています。そのための方法もいろいろ試してきました。
今回はフォーカス・リーディングという考え方を取り入れてみる事にしましたよ。
本を読む≠理解をする
本を読むとなんだか出来た気になる。でも、次の日になると忘れちゃいませんか?折角時間をかけて読んだのに忘れてしまうのはもったいない気がします。でも、これは誰もがそう。よっぽど印象深い出来事じゃないと人間は覚えていられない。ましてや1回で全てを把握できる人は特殊能力者ですよ、うらやましい!でもミズタニは普通の人なので何度も読んで理解し、記憶する方法を試してみますよ。
ブックレビュー
あなたのまじめで一途な想いが成果と成長にきちんとつながるように、いったん基本に立ち返りましょう、 というのが、この講座のコンセプトです。 そして、そこでキーワードとなるのが「フォーカス」です。
読書の中でも、何にフォーカスを当てて読むのか?がフォーカス・リーディングのキモとなるようです。確かに、目的もなく本を読むというのは集中力が続かない。本を読むというのは「目的ありき」である事が絶対です。(何か面白い事書いてないかなー?)って考えながらパラパラ本をめくるのも面白い事が書いてあるかどうか?という目的のために読んますしね。
実はフォーカスを定めるのにも技術がいります。フォーカスすること自体が技術なのです。決して精神論ではありません。だから、ひと言「フォーカスすればいい」などと言われても、やり方がわからず、途方に暮れるしかなかったのです。 ともあれ、まず意識すべきは、速さではなくフォーカスです。
テーマに沿った本(○○するための本)を読むときってどう読みますか?ミズタニは言われるまで全体的に受け身で本を読んでいました。本に書いてある事を受け身で読んで、自分に役立つ事をピックアップする。受け身になるから全体を読む。そしてその中からぼんやりと見えてくる。テーマは正しい。でも自分が得たいものはその中のなんなのか?にフォーカスが当たっていなかったんですよね。だから覚えられなかったんだと思います。
なぜ自分はこの本を読まなければいけないのか、自分はどうなりたいのか、そして、この本から自分は何を得たいのか。ここまできて、ようやく「では、どういうスピードで、どういう読み方をしたらいいのか」という命題にいきつきます。
フォーカス・リーディングのキモ!読んでいる本から何を得てどうなりたいのか?をまずはしっかりと自分の中で把握する事。そうすればある意味辞書みたいなもんです。
絶対にやってはいけないのは、一冊を最初から最後まで同じように読むことです。重要な部分もそうでない部分も平等に時間をかけてみたり、逆に、いたずらに効率を求めて、かけるべき時間まで削ってしまったり……。その両極端はどちらも避けるべきです。
この絶対にやってはいけない事ってみんなが一度は通る道だと思います。というか、ミズタニはずっとこういう形式で読んでました。だから速読という考え方を知った時も、まるでスキャナーで読み取るが如く全体をまんべんなく読んでました。これだと記憶に残りづらいんですよね。
フォーカスをどうやって明確にするか。実はこれこそが最大のテーマでもあります。答えはズバリ、「TPO」をしっかり考える、これにつきます。フォーカスを明確にするための条件として、時間設定(Time)目的意識(Purpose)状況認識(Occasion)
人間の集中力はそんなに長続きしない。であればだからこそ「時間設定」「目的意識」「状況認識」をしっかりと設定して取り組む事が大事です。
無駄な読書、非効率な読書、価値のない読書。もし、あなたがこれまで無駄な読書をしてきたとしたら、そ れはTPOが明確になっていなかったからです。 逆にいうと、TPOが明確にできないような本は、そもそも読む必要はありません。あなたの目的意識からしても、今の状況に照らしてみても、不必要な本だからこそ、TPOが明確に描けないのです。
こういう本、意外にあったりしませんか?ベストセラーだから買ってみたとかあの人がオススメしてたから買ってみたとか。その場ではすごい気になるんですが、購入してみたら実は自分はあまり求めていなかったとか。。。 そういう本は積ん読しておきましょう。気になったという事は、どこかで自分が必要としている事。ただそれが潜在意識にいるだけで表面に現れていない可能性も高いです。
ミズタニもなんか知らんけど、めっちゃ気にある本ってあるんですよ。パラパラめくってみても内容については今の自分と関係ない内容だったりとか。そういうのはなんとなく買ってみて、本棚にしまっておく。あとから役立つ事がちらほらあります。
目指すべきは、著者の主張を縮小コピーしたような金太郎飴ではなく、あなたの意志と妄想で大胆にデフォルメされたフィギュアです。
本に書いてある事をまとめてそれをそのまま使うのではなく、自分が置かれている環境や考え方を組み合わせて自分らしい使い方をする。それが大切。本に書かれている内容ってそもそも「まとめられた内容」であり凝縮されています。それをさらにまとめるという事は必要な部分までそぎ落としてしまいかねないですね。
まとめ
フォーカス・リーディングの中は読書に対する考え方と速読をミックスした手法です。著者もこれは技術であり誰でもできる内容と話しています。速読だけだとセンスが必要。でもフォーカス・リーディングは技術だからこそ誰でも習得可能。
ミズタニも今度入門講座を受けてきますが、フォーカス・リーディングを学ぶ事により自分の夢に早く辿り着けるようになりたいですね。
フォーカス・リーディングについてのサイト
ミズタニが読んだ本の情報
フォーカス・リーディング 1冊10分、成果10倍の「いいとこどり」読書術
寺田正嗣
発行 PHP文庫
2011年11月25日 電子版発行(for Kindle)
[速習!]フォーカス・リーディング講座 | ||||
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