ダイコクナオキ@ガジェットバカ(@N_Daikoku)です。
SIMフリー端末を調べていて気になったAndroidのバージョンの事。最新の6.0と5.xは何が違うの?を調べてみました。
Androidのバージョン
Androidはバージョンによってメジャーバージョンについては愛称が付いています。頭文字がアルファベット順なんです。
- 6.0 : Marshmallow(マシュマロ)
- 5.x : Lollipop(ロリポップ)
- 4.4 : KitKat(キットカット)
- 4.1〜4.3 : Jelly Bean(ゼリービーン)
- 4.0 : Ice Cream Sandwich(アイスクリームサンドイッチ)
バージョン4シリーズで上がってきて、大々的なバージョンアップとしてバージョン5がリリースされたのですが、1年経たないうちにバージョン6が発表・実装されました。これは諸説ありますが、バージョン5は当初バグが多く、良いイメージがないため、早々に切り捨てた・・・という噂です。噂。
現在、サポートされているのはkitkat以降のバージョン。古いものはサポートが打ち切られ、脆弱性がそのままとなってしまうので出来るだけ新しいバージョンを使いたいですね。
バージョン5とバージョン6の違い
SIMフリー端末は5.0を搭載
現在発売されているSIMフリー機はほとんどが5.x系を搭載して発売されています。googleが発売しているNexusに関しては6.0へバージョンアップが可能です。しかしながらほとんどの機種は5.x系のみ。
バージョン6で出来た機能
5シリーズと6シリーズでは何が違うのか?調べてみると以下の事が分かりました。
- Now on Tap
- Doze
- アプリスタンバイ
- アプリの権限操作
- 指紋認証をOSサポート
- その他
Now on Tap
今実行しているアプリから予測し、画面をタップすることによって関連する情報を表示する機能。音楽聞いている時にタップするとタイトル情報とか、CDの情報が表示されるとか。
Doze / アプリスタンバイ
電池長持ち機能。長時間端末を触っていないと自動的にスタンバイモードになったり、使っていないアプリを制限したり。OS側でサポートします。
アプリの権限操作 / 指紋認証をOSサポート
セキュリティ強化機能。アプリ単位で権限を細かく設定できるようになります。また、指紋認証をサポート。これまで搭載されている指紋認証は各社が独自のソフトウェアを搭載することにより実現されていましたが、バージョン6ではOSレベルで対応。これは開発者が開発キットを使って指紋認証機能を利用できるということですね。iPhoneのように指紋認証でログイン等が出来るようになります。
その他
明記はされていませんが、OS自体が軽くなっており、メモリの消費量の改善や画面描画スピードの改善等、細かな調整がされています。
まとめ
変更点を確認しましたが、劇的な変化は感じられませんね。内容的には5の延長線上ですね。ただ、電池の持ちが良くなったりと地味に嬉しい機能が搭載されているのでバージョン6の魅力は大きい。
これから新規で発売されるSIMフリー機も徐々にAndroid6が搭載されてくると思うので上記機能が羨ましい人は少し待ってみるのも手かもしれませんね。
※バージョン5を搭載したスマホでもOSバージョンアップが提供されればバージョン6にすることもできます。SIMフリー機がOSのバージョンアップをするか?はメーカによるところが大きいです。バージョンアップした前例があるか?はチェックしたほうが良いですが、OSにない独自機能を搭載したスマホはバージョンアップされにくい傾向にありますので注意ということで。