ダイコクナオキ@ガジェットバカ(@N_Daikoku)です。
スマートフォンで光学35倍・デジタルズーム併用で130倍で撮影できる「天体望遠鏡」が発売されたので紹介
手軽に月の撮影が出来るキット
ワクワクラボでは一眼レフを用いた月の撮影のエントリを何本かアップしていますが今回の商品は「スマホ」で「手軽」に取れるというのがキーワード。
天体望遠鏡としての機能でスマホのカメラ換算で光学約35倍、デジタールズーム併用で約130倍で撮影できるようです。
スマホによってカメラ性能が違うので詳しくはカメラ性能×望遠鏡性能になるんです。
こんな使い方
このキットは単体で利用はできない。あくまでもスマホのカメラを通して見るためのグッズなので注意。
使い方の例としては
- 月の撮影
- 離れた位置から花火の撮影
- 野鳥撮影
こんな使い方が面白いんじゃないでしょうか?
月の撮影
この天体望遠鏡があれば月の撮影もお手の物。うまく撮影が出来ると月のクレーターも撮影できるようです。
ただし、一眼レフで撮影する時も苦労する点なのですが「シャッタースピードが速くないと光で全体が白く飛ぶ」現象があるのでシャッタースピードを調整できるスマホアプリも併用する必要がありそうと思いますよ。
離れた位置から花火の撮影
天体望遠鏡と言いながらも遠くを撮影するのにも向くので離れた場所から花火を撮影する使い方なんかも面白いかもしれません。
野鳥撮影
鳥好きの人には野鳥を撮影するアイテムとしては手軽で良いんじゃないでしょうか?
一眼レフで野鳥を撮りたいと言った場合に購入することを検討する望遠レンズの値段ってご存知ですか?鬼のように高い。
趣味としてどっぷりハマるには良いですが、お試しで購入出来る金額は超えています。まずはこれでお試しするのが個人的なおすすめの使いかた。
天体望遠鏡というジャンルですが、光学倍率35倍はズームが強いデジカメでもある倍率なので超望遠カメラとしても利用できますね。
この倍率になると利用する時には三脚は必須になりますのでセットで購入しましょう。
値段はちょっと高め
値段は直販価格で税込15,250円とちょっと高め。組み立てキットでこの価格って・・・とも思いますが、確かに高倍率を実現するレンズは結構良いものが必要なんです。倍率が高いほど、レンズの透明度だったり屈折率だったり高精度で求められる。
というのは理屈であってやっぱり高いなぁ。
天体観測してカメラでパシャリ!という需要を満たすにはこのアイテム良いですが、単純に「天体観測がしたい」というのであれば同額出して本物の「天体望遠鏡」を購入したほうが綺麗に見れる製品が多いのでその点はご注意を。
個人的には一眼レフカメラで購入するとビックリ価格になる望遠レンズの簡易版として利用してみたい!野鳥撮影!
スマホは撮像素子が小さいので本気の人には物足りなさすぎるかもしれませんが、野鳥撮影の入門にはいいかもしれませんね。
まとめ
天体望遠鏡って普段の生活の中で利用するコトなんてほぼない。今回は「スマホで手軽に」できると言うのがポイントですね。
これ、無茶を言うと4桁台の値段設定だったら結構売れるんじゃないか?と思います。正直、5桁になると高く感じる。
組み立てキットというのも先入観として「=安い」という図式が成り立っているからかもしれません。
何度も言ってますが、「野鳥撮影」にこそこのアイテム向くと思います。使い方否定してごめんなさい。
一眼レフユーザからしたら安くて望遠が取れる「レンズ」として考えると安い。先入観って不思議だね。