ダイコク@三重県ブロガーです。
アナタは即断即決で動けますか?そのスキルを身につける事が出来れば今よりも人生をより豊かにする一歩となります。
書評という名のブックレビュー。
即断即決・・・つまり速さは無敵のスキルになる
即断即決と言う言葉は「その場でサクっと決める!」っていうニュアンスが強いですが著者の田口智隆さんは2つの側面があると本書で述べています。
即、絶つこと
即、決めること
意外に忘れがちであるのは「即、絶つこと」
1日は誰しも24時間という時間を与えられています。
その24時間をどのように使うか?はアナタ次第。
より良い行動をしようとした時に考えなければいけないのは
「したい事をするために今まで過ごしてきた24時間のうち何を”辞めるのか?”」ということ。
毎日のルーチンワークの中から「辞める」事を即、決めるのが重要。
あれも欲しい、これも欲しいというのはよくある事ですが、人間のキャパなんて誤差はあれどたかが知れている。
だからこそ「やることを決める」っていう事を重要視したい。
即断即決するのに大切にしたいワード5選
本書の中では38個の即断即決をするポイントが紹介されています。
全部重要なことですが、その中からダイコク的に響いた5つのポイントを紹介。
1.「たられば」の口ぐせが行動を遅らせる
「〜したら始めよう」
「もし〜だったら始めれるのに」
こういうワードが頻繁に出てしまう人いますか?
ダイコクも「たられば」が多い。
だからこそ行動が今一歩遅かったりする。
自分自身が気づいているから言うけど
「たられば」はやらない良い訳としては最強。
だって、反論の余地が無いんだもん。それを信じているから。
即断即決出来る人は「たられば」は使いません。
「たられば」を考える前に「今できることは何か?」に考えを集中するから。
たられば。言ってみる前に「今できる行動」を考えてみよう。
2.”わがまま”な目標を立てよう
目標を立てるときは、もう一つポイントがあります。
それは、「心から達成したいと思っているかどうか」です。
目標と立てるとき、「○○さんのようになりたい」と思い、それを目標とする場合もあると思います。
しかしながら、その目標の立て方は実はちょっと間違っていることに気づかせてくれました。
「○○さんのようになりたい」と思うまでは良いです。
でも、それって実は表面的に見える部分だけをなぞっていませんか?
- ○○さんがなぜそのような行動をされているか?
- ○○さんが何を思っているのか?
- ○○さんが目指しているモノは何か?
これらの事を知っていますか?
間違いなく「何から何まで同じ考え」と言うことはあり得ない。
だって過ごしてきた環境も違えば、根本の考え方も人それぞれ違うから。
だからこそ、自分だけの「わがまま」な目標が必要なんです。
他人の目を気にしない「本当に心からの”こうなったらイイなっ!”」を大切にいこう。
3.不得意な事は自分で判断しない
全てのことを自分で判断しようとしていませんか?
本書の通り「即断即決するぞ!」と思っても、苦手分野って自分で判断することが難しく、中々「即断即決」で決める事が出来ない。
これは当たり前のこと。だって経験が無いんだもの。
だけど、「アナタの苦手」は違う人にとっては「とっても得意」かも知れません。
そんな「とっても得意」と言うプロに相談すれば即、回答が得られる。
その回答が仮に間違っていたとしても良いと思います。プロなんだから。
- プロやって判断を間違えた
- 自分でやって、苦手分野だから判断を間違えた
これ、どちらが良いですか?
言い訳としては後者の方が納得がいく。でも「言い訳したいんじゃ無いんだよ?」って言うのがポイント。
プロがやって間違えると言うことは「それだけ難しいパターンだった」と言うこと。
プロでも知らない事を勉強出来た!次に繋げよう!という考え方で即断即決の力が強くなります。
4.情報過多が、あなたの直感を鈍らせる
お金持ちと一般人の直感力の差は何処にあるのか?
ひと言で言えば、直感が働きやすい環境を作れているかどうか、です。
現代ではインターネットの発達とPCやスマホのような情報端末が増えたことで「誰でも簡単に情報を手に入れることが出来る」時代になりました。
1つの事例に対して
- コレは正解だ
- コレは不正解だ
と両方からの意見を見ることが出来る。
以前は新聞やTVから得た情報は「全て正しい」と思ってみていた人には「どちらが正解か?」が分からない。
だからこそ「もっと良い方法があるんじゃ無いか?」と情報を更に集めようとしてしまう。
これって、現代人が陥っている状況だと思うんです。
ダイコクの簡単な例で言えば「ガジェットを購入しようか?」を悩んでいるときに
- 必要な理由
- 不必要な理由
の情報が飛び込んで来る。両方ともの意見に賛同出来ると、「買うべきか、買わざるべきか」で更に悩む。
そこには「買って失敗したら命が奪われる」とでも思っているかのような思考状況になってしまう。
でもさ、一番大切なのって「それを買ったら自分はどう幸せになれるのか?」じゃ無いですか?
情報過多によって自分の考えは大したことない。ネットに書かれているレビューの方が正しい。と思い込んでしまう。
一番大切なのは自分の直感を大切にしながら何処かで決断すること。
忘れないようにしたいですね。
5.愚直に同じアイテムを使い続ける
同じアイテムを使い続けることによって「愛着」が生まれる。
愛着が生まれたアイテムを使うことによってどんな時も「平常心」でいられる。
定番のアイテムを選ぶときは、「好き」という感情をベースに選んで下さい。
あの人が便利と言っていたから!という基準で選ぶのはNG。それが自分にも合うとは限らない。
しかし、「試してみる」という価値観で使ってみるのは大いにアリだと思います。
ひょっとしたらそれがアナタの「大好き」になるかも知れないから。
ダイコクもかれこれMacを使い始めて7年になります。
最初は「お試しで」で買ってみたimac@2010でしたが、あれよあれよという間にiMac@2014モデルに買い換えて
コレが無くてはダイコクは生活が出来ないレベルにまでなってきました。
好きなアイテムを見つけるというのはとても大事な事。
それを触っているだけで良いなぁと思える程のモノがあると良いですね。
まとめ:即断即決の「力」を手に入れたければ田口智隆さんの本を読めっ!
今回の本はタイトルに惹かれて購入したわけですが、著者の田口智隆さんの本を手にするのは2冊目でした。
田口さんの中にある「想い」は昔と同じ。人が変われる為に大切にして欲しい事。
今、求められているのは「即断即決」出来る力。
ウダウダ考えていても何も始まらないよ?っていうメッセージ。
「1」で止まっていれば「1」だけど、「1」から動けば次は「2」にとりあえずたどり着ける。
これが積もり積もっていけばゴールに近づける。
即断即決力、身につけませんか?
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