外部拡張出来るGPU技術「XConnect」をAMDが発表!モバイルPCでも高度な3D処理が可能になる

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ダイコクナオキ@ガジェットバカ(@N_Daikoku)です。

ダイコク的衝撃な技術が発表されました。これからは外付けGPUが流行るかもしれない!

AMD XConnect™ Technology

XConnect

XConnectはAMD、Razer、Intelの3社が共同開発した技術で、「Thunderbolt3(USB3.1 TypeC)」経由で外部にあるビデオカードを利用する技術。これは電源ONの時にでも脱着可能なホットプライグンとなっていて、誰にでも使い易い機能ですよ。

AMDのGPUなら好きなGPUを選択できる

今回の技術では「汎用性がある」のが一番の特徴。GPUはある特定の1つに限定されるのではなくてAMD製のGPUであれば搭載できる範囲が広い点。PCWatchによると

また現時点で対応する外部GPUは、Radeon R9 Fury/R9 Nano/R9 300シリーズ/R9 290X/R9 290/R9 285となっているが、AMDではこのほかにも対応するRadeon GPUを増やす予定としている。       

 

としているので今後も対応GPUは増える見込みですよ。

モバイルPCと外付けGPUは最高の組み合わせ

現在のモバイルPCの弱点として、「描画能力が非力」というのがあります。モバイルPCの液晶解像度の2次元描画なら今時のチップセット内臓のGPU性能でも難なくこなせるけど、外部液晶で4Kを処理したり、3D処理をするのはまだまだ酷。

このため、それらの処理が必要な人はモバイルで利用するにあっても比較的性能が良くサイズが大きいノートPCを購入する必要がありました。もしくはモバイル用に2台目を購入するとかね。

今回の製品を利用するとGPU性能が低いモバイルPCでも家で3D処理をしたり、外部モニタへの出力はXConnectを利用する。外に持ち出す時はモバイルPCとして利用といった2段構えが出来る。また、GPUは比較的熱を持つのでモバイルPC内に熱がこもらないといった利点もある。これ、地味に便利。

この技術はPCのあり方を変えるかもしれない

これまでのノートPCでは3D処理が必要であれば高価なモデルを購入するしかなかった。今回の技術が普及すればどんなPCでも3D処理を強化できる。

また、「GPGPU(General-purpose computing on graphics processing units; GPUによる汎用計算)」という技術があり、通常、CPUが担う処理をGPUに任せて全体の処理速度を向上できる。

これらを組み合わせたら、外で利用するノートPCとしてはそこそこ性能、家で落ち着いて作業する時は高性能PCとして利用することも可能になる訳です。

これは結構凄い事!GPUも自分のやりたい事によって付け替えれば簡単に性能を上げられる。

現在はWindows専用のようですが、Macでも採用されて欲しい!

まとめ

一般の人には「なんのこっちゃ?」な話かもしれませんが、ガジェット人間ダイコクにとってはこれは面白い機能。ただ、気になるのはお値段ですね。普及すれば安くなりそうですが・・・

今回のポイントはThunderbolt3搭載であればいつでも脱着可能な外付けGPUが出来上がるという事。ホットスワップ対応というのも普及するには外せないポイント。

こういう技術が普及するとPCの使い方の可能性も増えますね。

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ABOUTこの記事をかいた人

三重県ブロガーでガジェッター 毎日をワクワクの出来事でいっぱいに! 気になったガジェットの紹介から始まり ダイコクが購入したガジェットのレビューをメインに更新中。 日々の生活の中での「ワクワク」を文章にしてお届け。 二児のパパでもあり、イクメン活動中。 本も年間100冊くらい読んでます。 自分の中の気づきも定期的にエントリとして綴っています。