先日、iMacでブログ記事を書いていたところ「お使いのMacはHDDが一杯だから整理しないとダメよ」的なポップアップが表示された。自慢じゃないが、そんなにデータを使うような使い方をしていない。おかしいと思って調べてみた。
まずは現状調査
調査方法はMacのメニューから「このMacについて」を選択
詳しい情報を選択
「このMacについて」のウインドウが表示されたら、ストレージタブを選択
むう。。。確かに一杯だ。 だけども心当たりがない。データを食う可能性のあるiPhotoとiTunesのデータは別のドライブに保存するように設定している。そもそも、今回のデータが大量にあるのは「その他」だ。
詳しく知る
まず、心当たりがないので、調べようがない。何がそんなに使っているのか?を調べてみることにする。調べ方はLinuxコマンド。 以下のコマンドをターミナルで実行すると、5GB以上使っているファイルの一覧を出してくれる。 sudo du -g -x -d 5 / | awk ‘$1 >= 5{print}’ 自分の場合、以下のような結果に。
右側の数字が使っている容量(GB)このリストを見ると、「/cores」で160GB使ってる。全く心当たりがない。調べてみると、/cores はコアダンプを格納する場所のようだ。コアダンプというのはアプリやOSで異常が発生したときに現在の状況をログとして吐き出すファイルの事。 /cores の中を確認すると400MBのファイルが400個。アホみたいな数。
やったこと
coreダンプファイルはいわば、「ログファイル」なので削除しても問題はない。以下のコマンドをターミナルで実行。 sudo rm -r /cores/core.* これで削除されて空き容量も通常に戻った。
原因を調べて分かって、心当たり
ネットで調べてたどり着いたのがこちらのサイト(王様うさぎの部屋さん)こちらの追加記事を読んでいて、ピンとくるものが。 まず、メインブラウザがFireFoxで、ウイルスバスターの2.0を導入。Trendツールバーも導入している。全く同じ条件。 そして何より去年の秋くらいから「よく分からないけど、FireFoxが劇重!」という現象が起きていた。何か検索したいと思って検索窓にワードを入力す るとレインボーカーソルが回る・検索結果からサイトに飛ぼうとするとレインボーカーソルが回る。と、1つ1つの動作する度にレインボーカーソルが回るし、 タブを15個位開いただけで、FireFoxでメモリが5GBくらい消費するといった現象が起きていた。Macが壊れかけているのか?と思っていたけど、 この際にcoreダンプ出力が発生していたとすれば全ての説明がつく。
対策方法
まずは、ウイルスバスターを最新バージョンにする。幸い、ウイルスバスターはソフト単体を購入する仕組みから利用する権限を購入するプランになって いるので最新バージョンが発売されれば最新バージョンに入れ替えることが可能。入れ替えてみた結果、とりあえず今のところはエラーは発生していない。
Macは調査が楽
自分だけかもしれないけど、MacはUNIXコマンドがそのまま使えるので調査がとても楽。ツールを導入しなくても調査ができるのはイイね。