とうとう、SONY VAIOも終了かー(PC事業及びテレビ事業の変革について) SONYにはもっと挑戦的であって欲しかった。
VAIO=クールでカッコイイ
VAIOの人気が非常に高まったのが1997年発売の「紫色のPC」だった。当時のPCは濃い灰色もしくはシルバーのプラスチック筐体が当たり前の中、ポリカーボネートを利用し、紫色(すみれ色)の筐体、薄い本体と言った当時としては「とてもクール」なPCだった。 当時の雑誌では「営業マンはVAIOを持っているとデキる男になれる」とか書かれてきた気がする。それだけのインパクトを誇り、自分もVAIO欲しいなー。でも高いから買えないなぁー。とか思っていたのが懐かしい。
最近のVAIO
でも、最近のVAIOはなんだか元気が無かった。色の差別化と言う意味では他社もカラフルなPCはたくさんあり、そのアドバンテージが無い。筐体も 特に特色があるか?と言われてもVAIOらしさが感じられない。お店では目立たない子になってしまっていたけど、個人的には「オーナーメイドモデル」が ヒット。日本メーカなのに自分でカスタマイズして買える!というコダワリ好きにはたまらない仕組み。今の嫁PCは2011年のオーナメイドモデルの VAIO使ってます。
今後も継続はされるけど・・・
VAIOブランドは消滅はせず、日本産業パートナーズという会社に権利を売却し、継続させる事が発表されています。が、この会社は投資ファンドで す。って事は将来的には又売りされるか、そのまま消えるか・・・又売りされて終わるんだろうなぁ・・・と悲しい予想を立てています。
時代の変化に合わせていくのは難しい
PCが売れなくなって久しい。全体の需要が無いのも影響している。でも、素人考えだけどこの時期の撤退は勿体無いと思うんだよね。XPの保証が切れ るのが今年の4月でしょ?多分、一般ユーザはニュースで見てるけど、ふーん・・・程度にしか思ってない。で、今後1年位でソフトウェアもXPのサポートを 切っていくだろうからそろそろ新しいの買うかぁ〜ってなる人もいる。その時、未だにXPを使ってる人っていうのは「持ってるからいらない人」か「ソフトの 都合で仕方なく」使っている個人。特に、「持ってるからいらない人」っていうのはイザ買い換えようとした時に同じメーカを選ぶ傾向にあるから「SONYの VAIO」の指名買いの潜在顧客が結構いると思うんだけどなぁ。 素人が買いに行くと、TYPEが一杯あってそれぞれのモデルの特色が半分くらいは別のタイプとかぶっているから分かりづらい。もっと分かりやすく分けても良かったんじゃないかな? オーナメイドモデルをお店でも買えるようにすれば、お店の詳しい人と一緒に相談しながらスペック選ぶとかも出来るしね。 やっぱり、商品って「買わせたい人」が明確になってた方が見る方も分かりやすいし、お店も売りやすい。VAIOは仕方ないとして、他の分野ではぜひ頑張って欲しい。 いや、携帯電話のこともあるから是非SONYブランドのPCをもう一度いずれ作って欲しいと思います。