ダイコク@三重県ブロガーです。
せっかくやったのに無駄だった?いやいや、無駄から学べば次は成功するかもよ?
できごと
読売新聞の記事より。
要約すると
「生活習慣病を防ぐ積極的な保健指導を行う実験をしたけどデータが集まらないから3年で止めてその費用が2億9千万円。ムダになった」
という事。これどう思いますか?
ムダだったのか?
無駄じゃなくて、今回の方法では統計は取れない事が分かったんですよ。ホント。
今回のプロジェクトの全容は分かりませんが、記事からポイントは
- やること : 積極的な保健指導
- 実態 : 場所によって保健指導率が2割を切る
と本来やろうとしていた事が出来ていなかったのが最大の原因。なぜ出来なかったのか?は今後説明を求めていくようです。
原因推測
今回のテーマ、「生活習慣病を防ぐための積極的な保健指導」というのは「指導者」と「患者」がお互いにそのプロジェクトを理解し、理解しないと出来ない。
失敗の一因は「積極的という言葉の数値化(ノルマ)が出来なかった」「ノルマが達成できない場合の対処方法」「定期的なプロジェクトの見直し」に対する考慮が甘かったのかな?と思います。
今回の教訓を生かして「次」につなげる
ただ、今回の失敗は無駄ではない。絶対にそこから学んで次に生かせる教訓を当事者たちはたくさん得ている。自分の周りにもそういう事例たくさん潜んでると思います。
失敗は確かに残念だけど、失敗したことに対して無駄になると叩かれるから「失敗したら無駄になるから失敗するな」では絶対に成功することしかしない世の中になってしまいますよね。特に国が推進するプロジェクトは実態として利益を生むわけではないが、実質的に利益につながるプロジェウトも多い。
自分たちの身の回りでも失敗はたくさんありますが、それを糧として次成功すれば良いんですよ。次に投げる事が大事です。