ダイコクナオキ@ガジェットバカ(@N_Daikoku)です。
最近、ガジェットが増えてホクホクしていますが電気を使うガジェットで怖いのが「停電」。
ブレーカーが落ちて電力停止。書き込み中だったりすると下手をすると壊れる可能性も。
そんな心配を防いでくれるアイテム「UPS」について調べてみた。
UPS:無停電電源装置
UPSはUninterruptiblePowerSupplyの略称で無停電電源装置と言います。
めっちゃカンタンに言うと巨大なバッテリー。
モバイルじゃなく、据え置き用。
巨大なバッテリーで停電時に必要な電力を供給する。
バッテリーの電力供給量には限りがあるのでバッテリー駆動になった場合に自動的にPCをシャットダウンする機能を搭載した製品もある。
モバイルバッテリーとの違い
モバイルバッテリーは電力出力が直流出力、UPSは交流出力。
バッテリーは直流電源なのでそれを交流にするのにUPSではバッテリー容量に対して利用効率が落ちる。
交流出力の種類
UPSの交流出力には、「正弦波出力」と「矩形波出力」があります。
正弦波出力
正弦波出力とは、コンセントから来ている交流出力と同じもので綺麗なサインカーブを出力。高級品は交流出力。
矩形波出力
矩形波出力とは、サインカーブがカクカクに出力されるもの。安い製品によく利用される。
正弦波出力か矩形波出力か
そもそも、家庭に来ているコンセントは正弦波出力なので、正弦波であるのが望ましい。
ただし、短時間であれば矩形波でも問題ないが、PFC(力率改善回路)を使っている機器は、矩形波では動作が不安定になるため利用はNG。
PCやNASを接続する場合は交流波出力を選んだほうが超無難。動作が不安定=電源落ちるでせっかくのUPSが意味がなくなってしまう可能性が。
UPSは短期間の間、電力を供給するのが目的なので安い商品には矩形波であることが多い。
消費VA
VAはボルトアンペア。通常、W(ワット)で消費電力が表示されているが、UPSではVAで表記される。
VAはワット÷0.6で求められる。
ダイコクの環境では、iMac5K+デュアルディスプレイ+自作PCスタンバイ+NASで190W程度利用している。
このため、300W〜500Wもあればシャットダウン作業は問題なさそう。
VAに換算すると180VA〜300VA。値が大きい方が長く電源供給できるので大きい値を選ぶ方が無難。
まとめ
UPSを選ぶときに最低限、頭に入れておきたいのは上記の内容。
特に、正弦波であることと、VAが大きい製品の方が安心感が強い(自分の環境で最低限必要なサイズを確認しておく)
他にも、電源ダウン時にUSBを利用してそれを報告・自動シャットダウンする機能もあるのでそれらを活用した使い道を考えよう。