悩ましい!人月単価という計算方式。プログラマーは製造業?

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プログラマーも生業としているミズタニ@三重県ブロガーです。

ネットで見つけた記事が秀逸だったのでシェア。そして、ミズタニが今感じている事を書きます。

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笑える記事?笑えない記事?

エントリのきっかけはCOROBUZというサイトの記事。これ、デザイナーの事を言っていますが、プログラマーにも当てはまるんですよね。

どう?笑える? ミズタニは深く考えさせられちゃいました。

プログラマーは時給を元に働く

多くのプログラマーは仕事を請け負う時、「人月単価」という計算方式で値段が決定する事が多いです。例えば、このプログラムを作るのに1人で2ヶ月かかるから、「2人月」。1ヶ月○○万円なので△△万円になります。という感じ。

一見、理にかなっているように見えますが、ちょい待ってください。プログラムって結構センスとか知識量が問われる仕事なんですよ。極論、プログラムって「Aという動作をした後にBという動作をする」ものを作るのが題材であれば動作自体は誰が作っても同じものが出来ますね。でも、どういう風に中身が作られているか?は誰も気にしません。結果として出来る事は変わらないから。

ここで、このプログラムをA君が作った場合、予定通り2ヶ月で作りました。だからこのプログラムの価値は△△万円ですね。でも、全く同じ動作をするプログラムをB君は1ヶ月で作りました。そうするとこのプログラムの価値は1ヶ月分の○○万円になりますね。これっておかしくないですか?勉強して、出来るだけ効率的にプログラミングが出来るようになればなるほど、「価値が下がる」んです。普通逆ですよね?

この理論で言うと、シロウトほど(金銭的な)価値がある仕事が出来るという事になるんです。

製造業的にはこの考え方は当たり前。新しい製品は作るのが大変なのでコストがかかり高くなる。製造に慣れてくると効率化できて(歩留まりが良くなって)コストがかからなくなり、安くなる。でも、この考え方は「大量生産」するから通じる理論であって「ほぼ一点もの」のプログラムにも同じ考えを求めるのは違うと思うんです。

仕事の安売りはデスマーチの始まり

仕事を依頼する側から見れば「同じ事が出来るなら安い方を選ぶ」というのも分かります。だから見積もりを取った時点でB君に依頼する事になると思うんです。結果的に能力が優れているB君が儲かる。これなら問題ないか?というと、これはこれで問題。そのうち、A君も能力が向上してないのにB君と同じ値段で見積もりを出すようになるんです。 それがリカバリー出来る範囲であれば大丈夫ですが、実際は仕事を取るという目的で身の丈に合わない値段で提案してしまう。

これをやってしまうと、A君はB君より2倍の時間がかかるので毎日倍の16時間働いて頑張って1ヶ月で完成させようとします。ただ、当然人間なんて毎日16時間も集中力を維持する事なんて出来ないので土日にその負荷を分散。休みなしで働いてなんとか完成させる。プログラマーA君頑張った!。でもね、完成させれたのは良いけど、費用は△△万円かかってますよ。会社としては赤字です(会社が酷いとサービス残業となりその対価の○○万円はある意味A君が支払ったとも言える)

よく話題になるのは、営業が格安で仕事を取ってきた。プログラマーは「それだけの予算で出来るか!」という。営業は「俺が仕事取ってこないとプログラマーは仕事できないんだから、作れ」という。言葉悪いですが。両方とも真実。でもこのやり方は会社にとっては良い事ないですね。

出来るプログラマーはフリーで生きたほうが得なのか?

こんな記事も見つけました。

 これは一般的な事例ではない事は確かと言えます。ただ、出来るプログラマはこういう働き方があっても良いんじゃないか?と思うのです。日本は特に「IT土方」と一部で言われてしまうような環境が存在するのも事実。そして、それが当たり前になってますね。

プログラマーは製造業じゃなくてサービス業と言ってみる

プログラマーのお仕事って目に見えないものを創る職業。ある意味、魔法とも言えます。だから相手にその価値が伝わりにくい。だからその価値は「利用する会社」が決めると良いなぁと思ったりもします。仕事をする時に「この機能を○○万円で作ってくれる人いませんか?期間はこれくらいで」と。ある意味サービス業なんだからこういう計算方式があっても良いんじゃないかなぁ?と楽観的に思ったりもします。

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ABOUTこの記事をかいた人

三重県ブロガーでガジェッター 毎日をワクワクの出来事でいっぱいに! 気になったガジェットの紹介から始まり ダイコクが購入したガジェットのレビューをメインに更新中。 日々の生活の中での「ワクワク」を文章にしてお届け。 二児のパパでもあり、イクメン活動中。 本も年間100冊くらい読んでます。 自分の中の気づきも定期的にエントリとして綴っています。